--- はじめに ---
TSUTAYA の古書棚で、『俳句あるふぁ創刊100号』記念特別号(2008012-01発行、毎日新聞社)を見つけました。大特集「松尾芭蕉の全貌」という見出しに引かれて購入しました。定価1200円が500円で、買得だと思いました。折角ですので、芭蕉に関する記事の見出しを紹介しましょう。
(1) 芭蕉の物語 (2) 芭蕉をめぐる人たち (3) 芭蕉の書と画 (4) 芭蕉が芭蕉らしく生きた晩年 (5) 芭蕉が歩いた道 (6) 松尾芭蕉略年譜 (7) よみがえる人間像 (8) 芭蕉のことば (9) 芭蕉のミステリー (10) 松尾芭蕉参考文献 (11) 松尾芭蕉四季・季語別全句集。
以上ですが、俳句愛好者ならば、手元に置くべき一冊ではないかと思います。
--- わたしの関心事について ---
ここのブログ「本気で俳句に挑戦」で、私が書きました内容は、俳人清水杏芽氏の俳句理論を、私個人の解釈で紹介するものです。一度読んで頂ければ、直ぐにご理解されると思いますが、【本当の俳句】を見つけることが主題です。別の言い方をしますと、「17文字の作品が、本当に俳句なのか、そうでない単なる17文字の記述なのか」を見分ける方法を知ることです。「キレのない17文字は俳句ではない」という清水杏芽氏の理論を、まだご存じない方は、私の「本気で俳句に挑戦」を読まれて概要をりかいされるか、清水杏芽氏の著書を、先にお読みください。
--- これからの記述について ---
私はプロの俳人ではなく、ある結社に所属する熱心な会員でもなく、地方の俳句会に集う俳句愛好者でも有りません。しかし、上に書きましたように、「何が本当の俳句なのか」について、大きな興味を抱いています。
以上のようなことから、『俳句あるふぁ創刊100号』に発表されている作品について、気ままに私個人の意見を述べてゆきたいと思います。疑問や感想をお寄せいただければありがたいのですが、俳句についての専門的な回答を私に期待することは無理だと思います。でも、私の知識で、返事を書きましょう。
----- 清水杏芽氏に学ぶ。 -----
----- 俳句は十七文字と「切レ」とで成立する一行詩である。 -----
----- 「切レ」のない十七文字は俳句ではない。 -----
(以上)