術後の経過(4)一般病棟に移る。術後初の食事。 | 父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

2013年夏、私の父親(70代)に食道腺癌が見つかる
11月に食道亜全摘手術を受け、術後の経過も順調だった

ストレス耐性が弱い父は「食べる事」に挫折

せん妄

食欲は回復したが、認知症対応型施設に入院

退院

術後7日目、12月3日、火曜日。 


術前に合併症などの説明を受けていたのでどうなるか怖かったけれど、父はとんとん拍子に回復して、一般病棟へ移った。


術後初めての食事はうどんだったとのこと。


父「とても食べられない」


これからの食事は一度に少しずつしか食べられない。

朝食、おやつ、昼食、おやつ、夕食。

これでも全然カロリーが足りないので、術後3カ月くらいは腸ろう(経腸チューブ)を付けておく。

しばらくは経腸栄養剤で800kcalを補給する。


栄養剤は術後数日間は「食品扱い」のものだったが、「薬品扱い」のものに切り替わった。

食品扱いと薬扱いの違いって何だろう?

うろ覚え&あやふや知識だけど

・食品扱いの方が成分の改良が頻繁なので本当はこっちの方がいい(?)

・薬品扱いの方は成分を変えるのに手間取るので、食品扱いよりも「古い成分」だが、食品扱いの物は「医療費」に入れられないので、薬品扱いの物でやむなし(お金に余裕がある人は「食品扱いの栄養剤」を惜しみなく使えるからいいなあ。。。)



父、術後初めてのおやつはプリン。

座って、背筋を正して、とろとろになるまで噛んで、顎を少し引いて、飲みこむ。

ちっちゃいプリン(推定60g~80gくらい)を、30分以上かけて、ゆっくり食す。


私「おいしい?」

父「それどころじゃない。。。」

父「これから大変だなあ。。。」


食後は2時間姿勢を正しておく。(横になってはいけない)




退院が1週間ほど早まりそうとのこと。