地球のエコロジーを支援するECO FUNDが昨今、注目されてきているようです。
今日は、ユーロ・ソーラー・ファンドについてご紹介したいと思います。
ユーロ・ソーラー・ファンドとは、名前から想像できるとおりで
太陽光発電プロジェクト等の環境支援に投資するファンドのことです。
気候変動に関して、IPCCは、2007年度の報告書において、
「地球温暖化は疑う余地がない」と断定しています。
世界の平気気温は過去100年で0.74℃上昇し、
日本は1.11℃上昇しています。
世界の平均海面水位は過去100年で17cm上昇しています。
温暖化は徐々に私達の生活へも影響を与えるようにもなってきました。
現状のままではいけない・・ということで、多くの人たちが日々
様々な取り組みを行っています。
そのひとつとして今注目されているのが再利用可能エネルギーである
太陽光発電です。太陽光発電は安全で効率的なエネルギーとして
多くの可能性を持っていると思います。
すでに、フィード・イン・タリフ(太陽光発電システムからの電力に対する最低保証買取価格の設定)
という再生可能エネルギーによる電力の固定価格買取制度も始まっています。
特にEU加盟国では再生可能エネルギーの利用義務化が推進されています。
例えば、ドイツでは、太陽光発電システムの初期投資額を20年で
回収できるよう、電力会社が販売している電力価格より高い価格で
買取価格を設定しています。その結果、太陽光発電システムの導入拡大に
成功を収めているのです。
この動きは、フランス、スペイン、ポルトガルにも広がり、
さらにイタリアにも波及しようとしています。
太陽光発電は、日照条件以外に立地制約が少なく、
建設期間が短く、発電時ゼロ・エミッションなど、
さまざまなメリットがありますが、導入コストが高いこと、
おひさま次第で出力が不安定であったりなど、課題はまだ残っています。
ただ、多くの可能性を持っていることだけは確かだと思います。
ユーロ・ソーラー・ファンド0901は
太陽光発電の開発プロジェクトに投資をしており、
完成した発電所をエネルギー事業会社やインフラファンド等へ売却することにより
キャピタルゲインの獲得を目指すというものです。
(1口1万円から投資ができるので、関心のある方はぜひ、情報収集してみてください)
日本アジア証券のHPには、詳しい情報が掲載されていました
http://www.ja-securities.jp/eco/index.html
現在、投資家にも注目されているベトナム情報も読んでいて面白いと思います('-^*)/