「会社のために経費を節約することを考えろ。そうすれば、会社はその一部を還元してくれる」、と昔言われたことがある。
もちろん、その報酬は、すぐには自分の元へやって来ないかもしれません。
もしかしたら、来週になっても、来年になっても来ないかもしれません。
しかし、いつか必ず手に入る時が訪れます。
自分自身の財産を管理するのと同じように、会社の資産を管理することを習慣にすれば、あなたは信頼できる人間であることを、会社や同僚に対して示すことになります。
そうなれば、あなたは、いつか必ず大きな仕事を任せられるようになるでしょう。
実際に節約する経費は、それほど多くなくてもかまいません。
大切なのは、無駄遣いをやめ、経費削減の余地を常にうかがう心構えを習慣化することだと思います。
どんな仕事でも、どうやったらより経済的に仕事ができるのか、点検し、確認する習慣をつけたいものです。
「もったいない(勿体無い)」という言葉を忘れないようにしたいものです。
「もったいない」 を辞典で調べてみました。
勿体=「重々しさ」、「威厳さ」などの意味から、もったいないは「妥当でない」「不届きだ」といった意味で用いられていた。
転じて「自分には不相応である」という意味になり、「ありがたい」、「粗末に扱われて惜しい」などの意味が広がっていった。
また、「勿体」は本来「物体」と書き、「もったい」と読むのは呉音(⇔漢音)。
「物の形」、「物のあるべき姿」の意味から派生し、「重要な部分」「本質的なもの」の意味となった。
さらに、重々しい態度などの意味に派生し、意味が離れてきたため「物」が省略され、「勿」という表記で和製漢語の「勿体」が生まれたとされている。
それでは、また、晩に・・・・・・・。