7月16日(土)に、モスクワコースの卒業生によるピアノコンサートが、
くらしき作陽大学の聖徳殿にて行われました。
モスクワコースの卒業生で、さらに卒業後にモスクワ音楽院へ留学をした生徒が主催するコンサートは、実は毎年行われています。今回のコンサートは、
長岡さんの提案で、長岡さんと私の2人でジョイントコンサートをするという形で行いました。
前半は長岡さんのソロ。プログラムは、ベートーヴェンのソナタ第6番、チャイコフスキーの「主題と変奏」、サン=サーンス/リスト/ホロヴィッツの「死の舞踏」
です。自分はリハのときしか彼女の演奏を聴いてないのですが、聴くたびに
落ち着きと深みが出てきているように思います。いつも思うのですが、やはり
留学をして伸びる人は、日本にいるときの演奏とまったく別のものになる
気がします。うまくはいえないのですが、根本的に何か変わっていくんです。
それは留学して何か得た人のみが得られる感覚なのかもしれません。
後半は私、藤本のソロでした。プログラムは、ドビュッシーの「版画」、
プロコフィエフのソナタ第2番でした。ドビュッシーがきれいめな曲なので
2曲目はプロコフィエフを選びましたが、初めて人前で弾く曲だったので
なかなか緊張しました。今後ももっと練習してうまく詰めていければいいなぁと
思います。
コンサート後、「うまくなってる」という感想をいただけて、正直すごく
うれしかったです。でも今の自分に理想的な演奏はまだまだ無理なので、
反省点を少しずつ直してさらに発展していけたらと思います。
またこういうコンサートができるよう、さらにがんばります!

$~ モスクワ音楽院コース STAFF Blog ~

(藤本夕子:くらしき作陽大学モスクワ音楽院特別演奏コース通訳・アシスタント)


☆ご質問・ご相談も含め、お気軽にコメントください。ただし、コメントは承認制ですので、
公開まで時間がかかる場合があります。ご了承ください☆