こんにちは!
音楽家、RYOです。
音楽が出来るまでの間に色々と行程があります。
その行程の各分野でそれぞれの専門職、職人が制作チームとして携わっている訳ですが。
作曲家とは一番最初の行程を担当するんですね。
だれでも知ってるか(笑)
僕は技術の差はあれど、全行程をとりあえずはやります。
今の時代クライアントの要望であまりお金をかけれない事が多いからですね。
作詞や編曲をしなければいけない時もあれば、分担する事もあります。
その企画に依ります。
ただ、各分野において「お願いしまーす」と言って、二つ返事で帰ってくるぐらいの付き合いのある方が何人かいないとたくさん仕事が来たときに回せないですよね。
僕は基本的にプロデューサーでもあるので、クライアントの予算に合わせて出来る限りのものを制作するのが仕事でもあります。
それで、僕のブログでは各分野のプロとしての能力の範囲など、いかがなものなのか?
疑問に思う人がたくさんいると思うので、参考程度に勇気づけていければと思います(笑)
まず、作曲家というお仕事は・・・。
僕の中では一番大事!
曲がへぼいとアレンジャーに迷惑がかかります。恐らくですが。
今まで言われた事はないですが(笑)
それとしっかりとしたデータを次の行程のアレンジャーへと渡すようにする事ですかね。
一番質問で多いのが、作曲家ってどれぐらいのスピードでどれぐらいの仕事をして1曲なのか?
デス!
過去最高ですが・・・。1日に3曲ぐらいが限界域だと思います。
ギターとかピアノとかでとりあえず伴奏をつけて、コードや譜面を書く。
メロディつけて、必要なら詩も書かないといけないけど。
詩をかかないでメロディだけとなればおそらく努力したら5曲はかけると思います。
今までそこまで急な依頼はないですが。
今の時代はスピードか?
確かに。
でも実際はそんな事は稀ですし、1曲入魂した方が愛着は湧くしアイデアも豊富で良いと思います。
でもメロディだけなら1、2時間で出来るぐらいのスキルは欲しいですね。
最低でも3~5時間で。
僕は早けりゃいいってもんじゃないと思ってます。
でも締め切りは意外に短い(笑)
歌はナマモノなので何が出来るかはその時の感性に依りますし、理論で固めて作る時もある。
特に時間がない時は・・・。
一番大変なのはデータにしないといけない事。
今の時代、DTMが当たり前の時代ですから、テンポを決めて伴奏つけてメロディをつけて・・・
バランスとって納品。
OK出たら、パラ(各トラック毎にバラバラ)でアレンジャーに渡す。
ここまでで3時間ぐらいはかかると思います。
僕はギタリストなのでギター伴奏をつけて納品してます。
いちいち打ち込んでたら間に合わない事が多いですし。
よくネットでドラムやベースもいるぜ!みたいな事書かれてますが・・・。
あまり言われた事ないです。
逆にここで変にドラムやベースラインをつけるとアレンジャーの世界を狭くする事になります。
イメージはクライアントと打ち合わせて口頭でアレンジャーに伝えた方が仕事は上手くいくような気がします。
ので、作曲家になりたいと考えている人は意外にネットの情報よりも敷居は低いとなめてかかりましょう!
で、入ってから結構厳しい現実を知ります(笑)
特にメディアに流れそうな曲は要望や直しが結構入ります。
それを考慮していかないと駄目ですしね。でもそこが僕は好きなんですが。
最近はアレンジも自分でやってミックスやマスタリングも出来ないと駄目だと結構言われてますが、そうでもないです。
コンペはその方がよいと思いますけどね。
色んな人間が入らないと良いものが出来ないのが現状です。
クリエイティブに作っていきたいですしね^^
ってな感じで・・・作曲家は月に100曲はやろうと思えばやれる!ぐらいのコード理論とメロディセンスを持ち合わせていれば全然大丈夫です。
採用されなくてもへこまない!
今回のプランに合っていなかっただけで、悪い曲って訳じゃないと思いますし。
書いて書いてかきまくるのだぁ~~~。
そのベースデータが出来上がったら、それに合わせて次の行程、アレンジしていけば良いのです。
アレンジも担当する場合ですが。
アレンジは1日~3日ぐらいはかかりますね。一番大変な行程です。
恐らくですが、一人で全行程をすると1週間で1曲、ミックス終わりまで。
ので、4曲ですね。
月の終わりにまとめてマスタリングしたとして、一人では限界4つですね。
昔、他の仕事もありながら一人のアーティストに4曲書いた事がありました。
全行程担当で。当然のように死にましたが(笑)
1ヶ月ちょいで出来たと思います。オーバーしちゃった。
そこまで過酷な事言うディレクターさんもあまりいないのが現状なので、全然心配いりません。
いや、また長くなった。すみません。
支離滅裂になったし。何が言いたいのかよくわからないし。
ま、でも大事なのは作曲家は・・・
曲を書くスピードなりなんなりよりも、データで渡すまでの作業効率を早くすれば全然通用する!
ってことです。
では、この辺で。
さぁ、仕事とらないと。食べていけなくなっちゃうし(笑)