おかげさまで、fgに関する取材や、他の企業様からの面談の申し込みが増えています。

ネット業界の人と話すと、ウェブカレやpixivのような特化型SNSが話題にのぼる機会が多いです。
時には、任天堂×はてなの「うごメモ」についての感想をたずねられるコトも。

でもゲーム業界の人が相手だと、不思議とまったく話題にのぼりません。
土俵が違うという認識の人が多いみたいです。

ううん、面白いと思うんだけどなあ……。

さて、うごメモは、こくばん.inの中の人の不安 が的中、いえ声が出る分、予想以上の事態が起きてます。
投稿作品を見るかぎり、こくばん.in以上に小学生率が高そうに思えます。
小学生の多さでは、日本最大かも?


年末年始、とある作品が話題になりました。
うごメモはてな - ゆうたさんの作品

大人から見ると、微笑ましい内容 (´∀`)
俺にもこんな時代があったなー。
子供ってこうだよなー。


この作品は「微笑ましい」で済ませられますけど、多数の子供がフラットなネットで
自由度の高い表現を発表できるようになった時の危険性
も見えてきました。

大人が多いサービスなら、「いい年なんだから、自分で判断できるよね」で済みます。
でも子供が多いサービスでは、「良い子だから、自分で判断できるよね」で片付けられません。
それは大人の側の無責任です。

ネットユーザーの間でも議論が起きているみたいです。

うごメモはてなと、子どもを受け入れられる村へ  (雑種路線でいこう)
うごメモはてながウェブの未来を変える  (novtan別館)
「悪神」はお前だバカ  (消毒しましょ!)
「うごメモはてな」が荒れて、任天堂はどう動くか?  (モバイルおやじ)


これから先、リテラシーの低い子供たちをうまく誘導していく必要があるでしょう。

10代のユーザーが多いモバゲーは、ユーザーのリテラシーの向上にも意識的で、
どうやって啓蒙していくかを試行錯誤してきました。
その結果、独自のノウハウを積んでいますし、サイト上を巡回するパトロール隊を組織して、

不適切なコンテンツや発言のチェックを行なっています。
ケータイ小説で有名な魔法のiらんども、著作権やプライバシーについて教えるコーナーを作っています。

しかしリテラシーの高いユーザーが多いはてなは、トラブル対応も放置ぎみな体質。
ファミリー向けのサービスは経験がありません。
なかなか前途は険しいかもしれません。(;^_^A