#【ア(天)…ワ(地)のウタ】(「ホツマツタヱ」より)とは…
…「ワ・回等の形状文字」…と…「ア・◎等の形状文字」…にわけて(ワとアに分けて)…【アイウエオ】。…【ウツホ(空…〇等の形状で空の意とされる)】…【カゼ(風…Π等の形状で風の意とされる)】…【ホ(火…△等の形状で火の意とされる)】…と…【ミヅ(水…弓等の形状で水の意とされる)】…【ハニ(地…囗等の形状で地の意とされる)】…の…「ヰツ(五種類の幾何学的形状記号…〇・Π・△・弓・囗)まじわりて」、「カミ(天御中主)となる」(下記の文字一覧・5母音&43子音文字は[ホツマツタヱ]の基本的文字数です)。
…「ワトアにわけて」・「アイウエオ」・「ウツホカゼホト」・「ミヅハニノ」・「ヰツマジワリテ」・「カミトナル」(文字を司る天御中主)…
…[ホツマツタヱ(『秀真伝』)]に因りますと、[ホツマツタヱ]の【ア(天)ワ(地)ウタ】とは、【基本48文字】の文字配列(アイウエオ・下に記す)を、先ず縦読み右方向(此の文字配列に限り)へ読み進みます。つまり、和哥(定型詩)形式(5・7調)に読み進む。此の、[五七調・和哥]を、此処の図表的文字配列を以て説明すれば、乃ち、下記(㊤㊦に分けての文字配列)の「アワ歌」とは、先ず、㊤配列文字を左から縦に読みながら右方向へ移動します。然るに、「㊤…アカハナマ」…「イキヒニミウク」…「フヌムエケ」…「ヘネメオコホノ」(㊤の文字配列を縦に左から縦てに[5・7調31文字]の和哥形式を以て読む)。其の㊤の文字配列の24文字を縦読みにしたのが、乃ち…[アワ(天地)哥]の、「ア(天)の哥」…の部分に当たります。
…次ぎに記す㊦の文字、乃ち、右下から縦に「モ→㊦…トロソヨ」…「ヲテレセヱツル」…「スユンチリ」…「シヰタラサヤワ」(↓…に沿って、下の欄の文字配列を縦読みし、左方向に縦に読み進む)と言う24文字の哥が、つまり、「ワ(地)の哥」で有りますに。
〇 Π △ 弓 囗(此の幾何学的記号は母音記号で、縦並び子音に付随します)
ア イ ウ エ オ …(,…点的母音記号/ヘブル文字・yod的点の母音記号)
カ キ ク ケ コ …(I …アルファベット文字・アイ的な子音記号)
ハ ヒ フ へ ホ …(II…アルファベット文字・アイ的2文の並立的な子音記号)
ナ ニ ヌ ネ ノ …(+…アルファベット文字・アイ2文字の交叉的な子音記号)
マ ミ ム メ モ …(Τ…アルファベット文字・アイ的2文字の組み合わせ的な
↓ 子音記号…Τ字を示唆)
↓
タ チ ツ テ ト …(Y…アルファベット文字・ワイ的な子音記号)
ラ リ ル レ ロ …(Y…アルファベット文字・ワイ的形状の逆さま的な子音記号)
サ シ ス セ ソ …(―…アルファベット文字・アイ的形状の横線的な子音記号)
ヤ ヰ ユ ヱ ヨ …(Τ…アルファベット文字・アイ的2文字の組み合わせ〈Τ〉の
逆さま的な子音記号…Τ字を示唆)
ワ ・ ン ・ ヲ …(◇…菱形母音記号とアルファベットアイの交叉的形状〈Χ〉&yod的
な点との組み合せ的記号)
【注】…子音記号の〈Τ…字を示唆〉に言う【Τ】の文字は、【AL(上・カミ…数値300)】の意を意味表す文字で有る。
…以上…このような文字配列を以て成す、【幾何学的形状文字(基本48文字)】が、[元初…ヤマト国家文字・神名(神名文字)](後の【仮字】の語源)で有ります。つまり、其の【基本48文字】に固定(他に濁音や数値文字も存在する)されて成る書き文字の言語が、我が国、乃ち、[元始・ヤマト(日本)コトバ]の起元で有ります。然るに、「我が国固有の【元始・ヤマトコトバ】」とは、此の【幾何学的形状文字】に始まったので有りました。然し、後年、漢字が導入された後に言う「漢字表記・大和言葉」とは、大和時代(奈良時代頃)の文書言葉で有って、其の「漢字表記・大和言葉」は、「我が国固有の【元初・ヤマトコトバ】(漢字言語は含ままい)の意」とは全く異なります。因みに、『日本書紀』の本文には記されていないが、「一書曰く」として記載されている「アメノミナカヌシ/天御中主」の御名の語彙は、[ホツマツタヱ](『秀眞伝』文書)に言う、【基本・48文字】(アカハナマ…)の子音に交わる【五母音】(〇 Π △ 弓 囗)を司るカミ(上…IHVH…ユダヤ民族の唯一神ヤハウェ)の意で有りました。
…【追記】(2013/6/20/木曜日)…《【千木】の語元&【AL(上)の手に成る文字】》に付いて
…上記の【幾何学的形状文字】を構成する其の「幾何学形」の発想は、古代(紀元前)西洋文明に起因しております…
…古代期(紀元前1世紀頃)、極東の島からは遙か西方に位置する地中海沿岸文化圏の、先進的文化(技術等)を有す民族の在る宗団者達が、極東(現在の日本列島)方面へ移動(移住)してきました。其の移住民とは、【秘儀数値(ゲマトリア)】を駆使する【クムラン宗団者】で有りました。其の、移住宗団者達は、辿り着いた極東の島に【カミ(AL(上)ノクニ】の創建(国家)を計画(秘儀教義を用いての国家創建を計画)していました。
…其の、此処に言う【AL(上)の国家】とは、「神殿祭祀方式(神殿祭祀)」を国家の柱と成すもので有ります。然るに、「神殿祭祀」を柱とする国家創建に先立ち、先ず新たなる国家の言語の統一が必要で有ります。その為に、予め創案(創作)を以て成す、神意的に解せられる文字が、既に、創作(ALの手に因る文字・ダニエル書)されていました。其れが此処に言う【幾何学的形状文字】(AL・上名文字・後に言う假名の語元)で有ります。
…「幾何学」(『原論』)とは、古代ギリシアの数学者(紀元前数世紀頃)、ユークリッドの著作とされる「ストイケイア」(原論)の意で有りますが、その『原論』(ストイケイア)に言う幾何学論(数学)とは…、それ以前、タレスが、エジプトから持ち帰り、ピタゴラスが幾何学図形を用いて「論証数学」の基礎を為したのが最初とされ、又、【4大基本元素】を…「風・火・水・地」…とする考え方はギリシア哲学思想に起源を有すともされますが、其の思想の根元は、其れ以前、既に、オリエント(シュメール)に根源が有ったと考えられます。然して、後年(紀元…前後頃)、極東(西洋方面から見た方位)の島(現在の日本国)に於いて、「AL(上)の国家を建国する」に当たっては、其の幾何学的形状(〇 Π △ 弓 囗)の母音記号に対し、【AL(上)の手】、乃ち、ユダヤ民族思想に言う…《yod(・点的記号)・I(アイ)・Y(ワイ)》…の字形を、子音記号に用いて組み合わせられた文字が、今(現在)に言う【秀真・上(AL)名字】(ホツマ文字)で有ります。 そして、此れら【幾何学的形状文字】の、其の形状(記号文字)をモチーフ(動機)にして建立されているのが、【唯一・神明様式造】(伊勢神宮)で有ります。従って…《[伊勢神宮]の【角刺形・千木】の語元は、此の、【ホツマ文字】の【チ・キ】の形状に語元を有す事、然りで有ります。(筆者・自説)》… 従って、私は、此の【幾何学的形状文字】が、[元初的・神社様式]として組み込まれている個々の[ホツマ文字]に対し、【創造・神社文字(筆者説)】と命名し、我が国固有の其の[カミナモジ(AL…上名文字)]の形状を有す我が国の神社の存在自体、【日本・化石的(神社)文字】と位置づける次第で有ります。 尚、【三輪鳥居】(別名・三光鳥居)の語源を「ストイケイア(『原論』・命題)」に言う、正三角形の作図に求める事も出来るので有ります。