少し前からネット上では「アンチ」という言葉がよく聞かれます。
SNSなどで特定の個人や団体などに対して、攻撃や迷惑な書き込みをするなどの行為をする人たちを「アンチ」と呼ぶそうです。
リアリティ番組の出演者が自殺した事件や、若手俳優さんの自殺などでも原因になったとも言われているようです。
成長過程では、親に対し文句を言い怒りの対象にする発育途中の状態がよくみられます。
まず、本当に解決したいのであれば単に自立すればよいと思います。
受け容れている相手は感謝すべきであることに気付かなくてはなりません。
ストレス解消行動を受け容れてくれているということは、それにより自分では精神安定効果を得ている現実と、本気で反撃されないことでその関係を保てているという現実があるということです。
本気で反撃されないのは家族など「大切に思われている」からであり、それはいままで一緒に暮らした経験による信頼関係や行動原理など理解ができることがベースとなっていると考えられ、他人として考えれた場合、財力も人脈も経験もすべて上をいく親などが「家族という根幹」を無視して自分の存在を否定することになると適うはずがないことは当然の摂理です。
その「最後の手段」を使わないことに甘えて、家庭内での暴言や暴力などを受け容れてくれた家族に対して、成長後に感謝している人は多いと思います。
アンチに絡まれている人たちも、「こんな人もいるんだ」とスルースキルを発揮していただいて、自身の想像を絶する世間の広さを認識していただく良い経験にするくらいの受け取り方をしていただけると良いと思います。
もちろん、疾患や環境により自己制御が不能な方も世の中には存在する訳で、すべてが自分の希望する結果にはならないとは思いますが、それが現実社会なのです。
自己の理想の現実と本当の現実社会の誤差を埋めることは、自己が変わることでしか対応することはできないと考えます。
「相手が〇〇してくれない」と相手に変化を求めることは、自分では実際に行動することはできず、何も変わらず問題だけ発生させることが多いようです。
自分で変えることができるのは自分自身だけなので、相手が変わってくれることに期待しストレスを抱えるのではなく、自分自身がその現実を受け容れる行動をすることが肝要です。
またまた少し逸れましたが、アンチは自身の精神安定を他者に依存する状態であり、精神的自立ができていない尊敬できる状態ではなく、それを自身で恥じることだと気付かなけれならないと考えます。
そういった行動や考えの人は周囲の人は気付いており、黙って距離を取っている可能性が十分にあります。
上手く思考論理を「感謝への転換」に変化させることをおススメします。
軽度に依存すること自体は「共存」の視点から悪いことではないのですが、自身が依存していることに気付いて対象に「感謝」することで初めてバランスが保てます。
常に「感謝」の気持ちを忘れずいれば、一般生活でのトラブルの多くは回避することができます。
皆さまの生きづらくない毎日のお手伝いができれば幸いです。