“If two of you agree on earth about anything that they may ask, it shall be done for them by My Father. —Matthew 18:19”

The Love Dare 37日目のテーマは、Love agrees in prayer です。どういうことでしょうか?祈りのことについて書いてあるようですね。

夫婦の関係が確実に良くなる方法は、一緒に祈る ということです。これは簡単そうで中々できないことです。そんなことばかばかしいと思う人もいるのは事実です。あなたの配偶者もその一人かも知れません。でも、一緒に祈ることによって、夫婦の絆が強まるのです。常に、言わなくても解るだろうと思って何も言わない夫婦だって、本当は、「やっぱり解ってもらえなかった」とがっかりしたり、イライラしたりしてしまうと思います。一緒に祈ることで相手に対する親密度も高まります。


聖書のマタイの福音書18:19-20にこう書いてあります。
19 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。

20 ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」
わたしの名においてというのは、イエス・キリストの名においてということです。


一緒に祈ることによって、二人の結婚生活の中で神様の存在が大きくなり、大きな恵みが与えられます。私は神様を排除した結婚式から始まった過去の結婚生活が悲惨なものだったと身を持って体験しました。


The Love Dareではなく、私の個人的な話を書きます。私は離婚経験者ですが、結婚した時はクリスチャンではなく、LAの観光名所のようなガラスの教会と呼ばれる素敵な教会で結婚式を挙げました。牧師さんとの事前の打ち合わせで、結婚式の際に読み上げる誓いの言葉を決める時、今思えばいい加減な牧師さんでしたが、「あなたたちはキリスト教徒でないのなら、誓いの言葉の中のイエス・キリストという箇所を省きましょう。」 なんてことを言って、実際に、イエス・キリストという箇所を全て線を引いて消しました。(今、考えると恐ろしい罪) その後、私と元夫はクリスチャンになったのですが、その時すべきだったことは、結婚式を挙げ直すことでした。実際に、アメリカ人夫婦で、結婚記念日などに結婚式を挙げ直して、結婚の誓いを新たにするというカップルも多いです。それをしなかった私達の結婚生活が上手く行く筈がありませんでした。


The Love Dareに戻ります。結婚をするということは、生涯の祈りのパートナーを得るということでもあります。誰にも話せない様な心の中の悩みも共有できるのが配偶者です。

一緒に祈ろうと決めた夫婦でも、人間ですから、時には喧嘩をして話もしたくないと思うこともあるでしょう。そんな時は尚更、喧嘩を一時中断して、一緒に祈ろうと言ってみましょう。相手のために祈りを捧げながら、その人に対して怒りの感情を抱き続けるのは難しいことです。

今日のテーマのagrees という言葉は同意するということですが、異なる視野や性格の二人が一緒に祈りを捧げる時に、神様はその二人の相違点を調和させてくださいます。本当に大切なことに向き直すように導いてくださいます。

相手のことを祈ると、その人のことをもっと深く愛するようになります。相手が自分のことを神様に祈っているのを直接聞くと、自分がどれだけ愛されているかが分かります。

自分一人では毎日祈っているような人でも、夫婦で一緒に祈るということは、大きなステップです。続けられるか不安になると思います。私の過去の結婚生活の中でも、たまにしか実施していなかったので、この効果がどれだけ素晴らしいものであるかは、実体験で語れないのが残念ですが、周りにいる幸せそうなクリスチャンカップルを見てください。その答えはきっと夫婦で一緒に祈る だと思います。


今日の課題です。
あなたの配偶者に一緒に祈り始めないかと聞いてみましょう。祈る時間を決めて、心配事や、意見の合わない事や、二人のニーズを祈りを通して神様に打ち明けましょう。祈る時は、まず神様に感謝することを忘れないでください。もし、あなたの配偶者が一緒に祈ることに賛成しないのなら、少なくともあなただけでも毎日祈り始めてください。特に、あなたの配偶者のために。



素顔のロサンゼルス




Excerpt From: Alex Kendrick & Stephen Kendrick. “The Love Dare.” B&H Publishing Group, 2012. iBooks.
This material may be protected by copyright.

Check out this book on the iBooks Store: https://itun.es/us/ZRc5I.l