M-1グランプリで活躍したスリムクラブとは関係なし。スリム化を目指すダイエットとも…直接は関係なし。スリムブログとは?
私のブログは写真枚数が多くて長いので、たまに写真1枚+短い文章のスタイルで書いてみたいとかねがね思っていました。
(という前置きの段階ですでに長いですが…)
この3連休はスリムブログで、勤めていた頃のエピソードなどを短く綴ってみたいと思います。(写真はイメージ画像です)
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テレビの取材記者だった頃、ニュース取材とは別にドキュメンタリーで海外に取材旅行に出る機会も少なくありませんでした。
今も変わらないのか、その後近代化を遂げたのか?最も閉口したのは、中国のトイレ事情。皇帝の絹織物が渡来したルートを辿る番組取材で1ヶ月ほど中国大陸を縦断していたある日…
三国志だったか、水滸伝のふるさとだったか
いにしえのたたずまいを残す村に立ち寄りました。田園風景の撮影のためだったと記憶しています。
もちろん海外取材にはコーディネーターがいますし、現地ガイドも「わが村をおおいに宣伝してくれ」とばかり、下にも置かぬ対応ぶり。その時の取材陣は、私と男性カメラマン・音声係の3名。
ひととおりの撮影を終えて、男性カメラマンが「ちょっとトイレを借りたい」と申し出ると…
「どうぞ!!」と指さすのは広大な大地!
壁も「ついたて」も何もない所に、穴が3つ掘られているだけ!取材時間の都合もあり、みんなで後ろを向いてかわりばんこに…
などと悠長なことも言っていられなかった取材日程。
私たちスタッフ3人は、(今にして思えば、3人の取材陣が来ると聞いてご丁寧に3個の穴を用意しておいてくれたのか?)
黙って並んで、用を足したのでありました…。コーディネーターも現地ガイドも、「そんなの当然」という顔をしておりました。
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実はこのエピソード、ブログ記事にするのは初めてですが、同じ内容のコメントをさせていただいた方が過去に何人かいます。
国内・海外問わず「あのトイレはひどかったな~」などという記事を読むと、ついコメントしてしまうくまきちの「おはこ」の話。
大地の穴でなく、せめて箱の中でしたかったものです…。