感想が副業になるモニター調査



モニター調査は商品、広告、番組などに関して、消費者や視聴者の立場から感想を述べ、謝礼を貰う仕事です。
モニター調査には行政、商品、放送など何種類かがあります。
例えば、行政でしたら国民生活モニター調査に該当します。
生活物資の市場調査をしたり、消費者の購買意識のアンケートに答えたり、意見交換のための座談会に出席したりして、国民からの情報を求めています。
昭和48年から実施されていて、省庁や都道府県が国民生活を把握し、行政の推進に資するものとなっています。
年に4回程度の募集がありますので、比較的に利用しやすかったのですが、現在は報酬がない状態ですので副業にはなりません。
キューモニターなどの一般企業に応募するのが良いでしょう。
モニター調査は全体的に報酬が安めですが、質問やアンケートに答えるだけの簡単な仕事が多く、モニターの内容によっては発売前の商品を無料で貰えたりするので、お得感は強いです。
時間の融通が利く副業

平均収入 簡単なアンケートから詳細に記述しなければいけない調査報告書まで、モニター調査は幅が広いです。内容で1回300~5,000円くらいが相場でしょう。
労働時間 ネットで答えるアンケートでしたら、10分程度で300円貰えるものも見つかります。店舗に調査に行き、自宅でアンケートに答えるものもありますので、一概に労働時間を想定することは難しいです。
1社が頻繁にモニター調査を依頼してくることはありませんので、モニター調査を複数のこなすとある程度の収入になります。
モニター調査は人の意見が反映される重要な情報のために、仕事の数は多いです。
本業が忙しくても長期のモニター調査であれば、空き時間を利用しやすく、謝礼も毎月貰えます。
ただし、需要が高いだけにモニター商法という詐欺が発生しています。
登録料を支払ったりするのはまだ甘い方で、モニター調査する高価な商品を買わせたり、破損を理由に弁償を要求されたりするケースも多いです。
副業では料金を支払うことはありませんので、怪しい業者には近づかないようにしましょう。
副収入以外の嬉しいメリット

モニター調査は広告代理店、マーケティング調査会社で募集していますが、個別の店舗でも募集をかけていることがあります。
「もっともっと素敵なお店にするにはどうすればいいのだろう?」「お客様は何を求めているのだろう?」「競合他社のどのサービスがお客様の心つかむのだろう?」
例えば、現在は終了していますが、玄品ふぐではサービス、料理、清潔度、雰囲気の4項目に分けて、お店全体を評価するモニター調査を募集していたことがあります。
現金は貰えませんが、モニター調査の謝礼金として、ふぐを食べた分の8,000円~10,000円までが支給されます。
しっかりとレポートを書いてくれる方には、頻繁に調査依頼がきます。多い方では月に2回ふぐを食べているとのことです。
また、飲料メーカーのモニター調査なら、コーヒー、お茶、ジュースが無料で届いたりします。
ただし、パッケージやネーミング、直感的な部分もコメントに残すために、調査報告書は意外と細かく、時間をとられることも少なくありません。
報酬はそれほど多くなくても、最新の商品が手に入る手軽なモニター調査であればキューモニター、アイリサーチ、マイボイスなどが有名です。
報酬重視のモニター調査であれば、治験モニターもおすすめでしょう。
手間を感じることもあるモニター調査ですが、副業以外の魅力を感じることができれば、長期で続けることも苦ではありません。
たくさんの副収入を稼げなくても、モニター調査をハシゴすることで1つの副業にもなりますし、現金での収入以上に得することも多いです。