虹の続編。




「それはやっぱり君でした」





未だに解釈ができなくて困ってます。





うちは、他の人の解釈に影響されたくないっていうか





二宮和也が伝えたかったことをちゃんと自力で汲み取りたいって思ってるから。




でも、私に「虹」は解釈できなかった。





「きみ」と「君」で違う?





そんなの知らない。





私は、にのが歌ってる「キミ」として受け取ってしまうから。





「虹」は、今まで色んな思い出があったね。一緒に結婚できて幸せだよ。




って。





そういう曲だと思う。





「ありがとう」って2回繰り返してるのも、強調してるだけだと思う。






「虹」は、人それぞれの解釈があっていいと思うから。





歌は、歌詞を見ながら聴くものじゃない。




歌詞を聴きながら、耳に意識を集中させながら聴くもの。





そうやって意地張って、ニノの言いたいことが解釈できなかったから、って。





でも、「それはやっぱり君でした」を聴いて。





このままじゃ、いけないよね。





今まで深く考えずに「虹」を聴いてたから。





ちゃんと歌詞の一言を考えて、「きみ」も「君」も「僕」も。





それぞれの想いをちゃんと聴いてあげないといけないなって。





ニノが、歌にのせて伝えたかったことだから。















この曲は、彼女目線。




だから、「きみ」も「君」も彼氏。男性。




私は、大事な物を隠そうとした場所できみのことを待っている。




その間、夕日に照らされて伸びる、影。




その場所に来た「きみ」はビックリした顔で私を見つめる。




ぷいっと外を見るから、私は「ごめんね」と謝る。




きみと一緒に傘をさしながら歩く。




きみみたいに口をとがらす私。




「優しく笑うきみがこの時間が空間が泣きたくなるくらい一番大事なものだよ。」そう思ってる私に、きみは優しくキスをする。





「これからはちょっとくらいの我が儘。言ってもいいよ。でも私にだけよ。」





この言葉は、「きみ」に言ってるのかな。




「面倒くさいからって素直じゃないんだから何で言えないのかな?好きだよ。一言よ?」





この言葉は、「それはやっぱり君でした。」で「好きなんだよ。」って言ってることから、言葉が違うから「君」に向けて言っている。




「名字を重ねた日」から、結婚したと思う。





「愛が芽吹いた日。」の部分はちょっと謎。




私は、君のことを本当に愛していた。




だけど、「きみ」のことも忘れられずにいた。




名字を重ねるから、私は今愛している人と結ばれるから。




「きみ」にさよなら。ありがとう。





「きみ」と出会ってありがとう。



「君」と出会わせてくれてありがとう。






「虹がキレイだよ。」「いや、お前の方が・・・」テレはじめるきみとの思い出はとてもいいものだけど





私は、もうきみを忘れます。














それはやっぱり君でした。





「僕」と言っていることから、男性目線。





「君」は虹の彼女。





「僕」は、虹でいう「きみ」のことだと思う。





君にも、僕にもわかるように、素直に「好きなんだよ。」と伝えている。




君との思い出を、そんな時を全部変えたのは、「別れた」という事実。




そして、「君」と結婚してしまったこと。




君はもういない。天国に迎えに行けたら・・・。




そう思ってるけど、「まだまだ頑張れ」って君が言うから、まだこの世で頑張ろうとしている僕。




君がそばで見ていてくれてるってわかっているから。




でも、わかっているのに行けない辛さ。




「きみ」は、まだ彼女のことをひきずっている。











2番は、虹でいう「君」のことじゃないかと思う。




君に、ごはんを作るのに、君はもういないから減らない。




彼女はかえって来ない。わかってるのに、「今度うまく、作ったら。」と思ってしまう。




君は、天国から僕のことを見ている。




でも、僕には見えない。




つい、酔っ払った勢いで「ずるい」とつぶやいてしまう。




君がいなくなって、僕はちょっとかわったのかな?




「だらしなくなってきた?」と聞こえて。




僕はちょっとかわったのかもしれないけど。





君は、相変わらずだな・・・










最後は、「きみ」に戻ってくるのかな?





「優しく笑う君があの時間が空間が。泣きたくなるくらい一番大事なものだよ。」





虹では、「君」ではなく「きみ」だし、「あの時間」ではなく「この時間」





「きみ」から「君」に変わっているので、虹の「私」が思っていた時、僕も同じことを思っていたんだ。と思う。




見上げた先のものというのは、「虹」のこと。




あの時は、「お前の方が・・・」なんて曖昧だったけど、今なら照れずにはっきりと言える





「虹より君はキレイだ・・・。」














虹の「きみ」は、それはやっぱり君でしたの「僕」




虹の「君」は、それはやっぱり君でしたの「僕」




虹の「私」は、それはやっぱり君でしたの「君」






じゃないかな?




虹の「君」がそれはやっぱり君でしたでは「僕」になるっていうのは、ちょっと無理があるかもしれないけど。




「ぼく」って表記が変わってるんだったらまだしも。










私なりの解釈だから、つっこみどころ満載かもしれないけど





これは、切ないだけの曲じゃないと思う。





長くなっちゃったけど、これを私の「虹」と「それはやっぱり君でした」の解釈として、ここに書き表しておきます。




一時間くらいかかってひとつずつ噛み砕いていった結果です。





「きみ」も「君」も、痕跡みたいになってくれればいいな・・・。





痕跡もちゃんと解釈しないとな・・・。