「カミじいさん！」
先日、イノチネの
活動のお手本に
したいと思って
WSの打ち合わせを
兼ねてお伺いした
「もりのいえ」
ここのご主人の
まぁさんが
古神道WSに
参加してくれて
ご縁をいただきました。
ちょうどその日は
インドのラダックから
ダライ・ラマの
通訳をした方が
家族で遊びに
来られていると
言う事でしたので
ご一緒させていただきました。
インド・ラダック人の
チェワン さんの
小学３年生の娘
ミラちゃんも一緒。
お母さんは
日本人ですので
日本語もペラペラ。
「アナタ名前は何？」
「カミサマだよ」
「うそ！ホントに？」
「ホントだよ！」
「じゃあカミじいさん！」
って勝手に後ろに
じいさん付けてんじゃねーよ！
両親の見てない所で
内緒でつねって
泣かしてやろうかと
思ってしまった
ミズコウアキヒコですこんにちは！
あ、そのミラちゃんと
言う名前なんですが
それも神様の名前
なんだそうです。
お父さんの経営する
ゲストハウスの名前も
ＭＩＲＡ‘Ｓ ＨＯＵＳＥ
と言うんです。
これはお別れの時に
名残惜しそうにして
くれてた写真ですね。
日本の子供とは
ちょっと雰囲気が
違っていまして
天真爛漫と言うか
「言う事は言うよ！」
みたいな芯の強さを
感じましたね。
でも、まだ
１０歳ですので
トランプしよう
折り紙しようと
遊んでほしくて
近づいて来るのが
カワイかったですね。
で、その通訳をした
チェワンさんも
娘のミラちゃんも
お母さんの影響で
関西弁なのが
ちょっと笑える（笑）
チェワンさんは
ラダックで
ツアー会社 を
営んでますが、
元々は仏教の
僧侶なんです。
８歳の時に
お寺に入り
修行を始めて
青年になり
いよいよ
本当の僧侶に
なろうかと言う時
「酒もタバコも恋愛もダメって
言うもんやから無理やと思うて」
って辞めたそうです（爆）
うん、関西弁で
そう言いましたよ（笑）
「酒の飲むしタバコも吸うし
嫁もおるし無理やねん！！」
※これは勝手なアフレコ（笑）
うん、ホントに
チェワンさんは、
スゴイお酒飲むし
タバコも吸うし
よく喋るし（笑）
インドのラダックと
言う地方には
チベット族の方が
大勢いらして
チベット仏教が
信仰されています。
そこへ時々
ダライ・ラマ法王が
訪ねてこられて、
その際に通訳を
してるそうです。
「どんな方なんですか？」
と聞いたんですが
「いつも言う事違うねん」
って言う事でした（笑）
これは、
昔何かで
知ったんですが
かのお釈迦様も
そうだったみたいです。
同じ質問でも、
その人を見て
その時に必要な
言葉を言うそうです。
「来世はあるんですか？」
と聞かれたとしても
ある人には「あるよ」
ある人には「ないよ」
ある人には「気にするな」
と違う事を言ったと
言う言い伝えがあります。
ダライ・ラマ法王も
恐らく同じなんでしょう。
心を固く閉ざした人には
無いモノでも「あるよ」
と言ってあげたほうが
いい場合もあります。
そんな時には
その人の信じる事を
否定しないほうが
心を溶かすには
効果的かも
知れませんから。
まあ、元々の
仏教と言うのは
「中庸の精神」
がモットーなので
人それぞれの
価値観や想いを
大切にすると言う
考え方ですから
ゆるゆるでも
ＯＫなんですね（笑）
でも一番最初に
法王にお逢いした時
「なんか知らんけど泣いた」
って言われてましたね。
うん、これも関西弁で（笑）
全てのチベット族の
厚い信望を集める
ダライ・ラマ法王と
直接お逢いすると
そうなるんだと
想いますね。
我々日本人も
総理や大臣に
逢っても泣きませんが
天皇・皇后両陛下に
お逢いしたら
きっと自然と
涙が出てくると
思います。
まあしかし、
新年早々に
ラダックから
来たこの家族に
逢えるなんて
何か不思議な
ご縁を感じますね。
ダライ・ラマ法王が
余生はここでと
決めていらっしゃる
その場所こそが
このラダックだそうです。
アナタも一生に一度
訪れてみてはいかが？
チェワンさんが
関西弁で案内を
してくれますよ（笑）
まかしといてーな！
「カミじいさんってなかなかええな！」
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