保育所で働くことを夢見ていた時、




「子ども一人一人に寄り添った保育がしたい」



そう思っていました。



でも、実際に働いてみると思うような保育はできなかったです。



まず、一番気をつけていたのは保護者からのクレームがでないように、上の先生から怒られないようにすること。



無難に無難に、保育していました。




カリキュラムは同じ年齢の前年度のカリキュラムを参考に。




その通りにやっておけば大丈夫だろうという。




とにかく【私が】「失敗しない」「怒られない」ようにするのが一番だった。



誰のための保育?



いくら年齢が一緒、おおよその発達は変わらないと言っても、前年度とメンバーは違うのに、同じカリキュラムでいいの?







長男が通う幼稚園は、子どもの主体性を大事にしてくれる素敵な園なんです。



その時々の子どもの姿で保育の内容を考えてくれていたり、子どもの発言を受けて次の保育につなげてくれていたり。




そんな環境で、長男はいつも幼稚園での様子をキラキラした表情で教えてくれました。



ある時、お迎えの時間に1人の男の子が両手ほどの大きさの石かコンクリートかの塊を持ち、ニコニコしながらお母さんのところへ走って行きました。




どうやら、園庭を一生懸命掘っていたらでてきたもののようです。





でっかいコンクリートの塊…




正直、





「こんなん、捨てといて!」




と言いたくなるかもしれません。






でも、この子にとってこのコンクリートの塊は、まるで宝物を見つけたかのような喜びがあるんです。



その宝物を大好きなお母さんに見せたい!




そんな想いが溢れた表情でした。




コンクリートの塊を持ってこられたお母さんも、ニコニコしながら「どうしたん😊」と言っていて、先生もその時の様子をお話していました。




私も子どものこんなキラキラした姿を大事にしたい!




子どもが子どもらしくイキイキできる場所、「できる」「できない」の結果だけの評価ではなく、「過程」を大切にしたい。
そして、一人一人に寄り添える存在でありたいと思っています。






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