ブラウザ復活しましたので、慣れた書き方に戻します。
福島と比較する為に他県でも子供の甲状腺検査が始まったそうです。
第一弾は長崎県。
長崎でも子どもの甲状腺検査 (NHK長崎)
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033628821.html
『原発事故を受けて、福島県が行っている子どもの甲状腺の検査で見つかったしこりなどが事故による影響かどうかを見極めるため、長崎大学は、県内でも18歳未満の子どもを対象にした甲状腺の検査を今月から始めました。』
福島と同じ方法・同じ基準で検査を行い比較する、という訳ですね。
でも被験者数はどうなんだろうか。
『福島から地域的に遠く放射線や甲状腺の専門家が多い長崎大学は、国の委託を受けた学会に協力して今月から長崎大学の附属幼稚園と附属の小中学校に通う子ども、およそ1100人を対象に甲状腺の超音波検査を始めたということです。
長崎大学では、来年3月までにデータをまとめて国などに報告するということです。』
長崎では1100人検査。
・・・ちょっと少ない気が。これで100万人に1人の病気を比較出来るんですかね。
しかも長崎大学。しかも付属の小中学校の子供対象。
なんだか落ち着かない気分になります。
朝日の記事と合わせると、他にも色々判ります。
甲状腺検査、長崎でも 環境省、福島の子どもと比較 (朝日)
http://www.asahi.com/politics/intro/TKY201211190881.html?id1=2&id2=cabcbbca
手元の朝刊に同じ記事が載ってたので要点だけ。
●長崎の他、青森と山梨での検査も検討中。
3県の被験者数は合計4500人。調査結果は年内に出る予定。
●長崎大付属の小中学校の他、県内の高校でも検査予定。
●先のNHKの記事にある「国の委託を受けた学会」とは、
「日本乳腺甲状腺超音波医学会」。
JAB 特定非営利活動法人 日本乳腺甲状腺超音波医学会
http://www.jabts.net/index.html
栃木に事務局があるのか。
●検査結果は個別に保護者に通知される。
長崎の甲状腺データは、2000年に山下俊一氏自身により行われた分もありますので。
http://ameblo.jp/eric6859/entry-11407687127.html
こちらも念頭に置きながら、慎重に経緯をチェックしていく必要がありそうです。