財源はどこなのか?どこでもいいです。
マニフェストというコトバが最近巷でよく聞く季節になりましたが、そもそもマニフェストって何なんだろう?って思って、調べてみた。
そもそもマニフェスト(ManifestおよびManifesto)って何なのか。語源はラテン語で「手」と「打つ」というコトらしいのですが、いつの間にか「はっきり示す」という意味になり、政治用語として「公約」「宣言」という意味になっていったみたい。マニフェストというコトバは別に政治的なコトバだけでなくて、船の積荷のリストもマニフェストと呼ぶらしいです(ぼくのパパさんがそんなこと言っていた)。
選挙のマニフェストとなると、かつては大風呂敷広げて、あれもこれもやったります!的な、聞くと耳障りのよい政策を並べている政党が多かったですが、最近は幾分マシになってきたと思います。公約がようやく守るべきものになってきたのかなというところでしょうか。
先じて、民主党からマニフェストが発表されて物議を醸していますが、なんと言っても目玉政策がいろいろあります。高速道路無料化や暫定税率廃止、子育て支援や農地補助などなど。どれもお金のかかるものばかり。すると議論は、「財源はどうするのか?」となるのは自然だし予想されたこと。でもね、自由民主党からは
「財源が明確じゃないし無責任だ」
「民主党の政策をおこなうと国は破綻状態になる」
「埋蔵金を当てにしちゃいけない」
という批判続出。
ん?ちょっと待ってください。
財源が明確じゃないまま色々な聞こえのいいことをしてきて借金を膨らましたのは?
埋蔵金なんてないないって言ってたのに、いつの間にか定額給付金や高速道路1,000円で使っているのは?
いやいや、すでに借金まみれな国にしたじゃないですか。
まぁ、批判は簡単にできます。
でも現状を打破しよう。今のままではダメだという今の世論の動きにまだ気づいていないようですね。世の中そうあまちゃんじゃないです。とくにここ数年は。
一票の重みがだんだん分かってきたのかなと。
ぼくは選挙権得てから投票率100%なひとですから、もともと分かってますよ。エラそうに言ってみる。
余談)
あぁ、ちなみに今度の衆議院議員選挙が8月30日っていう設定。結構イケテないです。夏休み最後の日曜日であることで、各地ではお祭りやイベントがたくさん予定されていると思います。小学校や中学校でもイベントで使うことを予定していたと思う。
そんななか、急に決まった選挙。小学校や中学校などは投票所となるので、きっとイベントの主催者や関係者は大きな迷惑じゃないかなぁ。選挙も大事だけど、8月という夏休み期間、庶民の楽しみが盛りだくさんの時期を選ぶところ、さすがKYだなぁと思いました。