僕は、退院後、なるべく栄養成分表示(うち熱量表示)
のあるものを買うようにしている。
ただ、サラダにしても何にしても、
1包装当り60Kcal という表示と、
100g当り60Kcal という表示がある。
“1包装当り”ならば、内容量が何gでも60Kcalだが、
“100g当り”だと、内容量を見て、
いちいち計算しなければならない。
実際は、きりのいい数字ではないから、意外と面倒だ。
詳しくは、下記の食パンの例を見ていただきたい。
そんなわけで、“100g当り”表示の場合には、
内容量が100g以下のものを買うことにしている。
そうすれば、熱量はMAXで 60Kcal だからね。
さて、先程申し上げた「食パン」のお話しである。
いつもは、パスコの食パン「超熟 6枚」を買うのだが、
今日は売り切れていたので、
ヤマザキの食パン「芳諄 6枚」にした。
そこで、問題の熱量表示である。
パスコの「超熟 6枚」 : 1枚当り166Kcal
ヤマザキの「芳諄 6枚」 : 100g当り252Kcal、注釈と
して、1斤6枚スライス、1斤は340g以上です。
パスコの食パンは2枚食べれば166×2で答えが出るが、
ヤマザキは、1枚が340÷6=56.66666≒57gだから、
1枚当りの熱量は、57×252÷100≒143.64Kcal
と相成る。だから2枚食べれば143.64×2で
やっと答えが出る。
どちらが親切かは、言わずもがな、である。
栄養成分表示一つをとっても、その会社の姿勢が出ている、
そんな気がする。