おはようございます
福田敦子です
今週も週末は、ワークショップでした
今週は参加出来る方が少なかったので、
少人数でじっくりとやりましたよ
台本は変わらず、俳優二人のやり取り。
一人は、映画に出たい役。
もう一人は、その人を映画に出したくない(監督に紹介したくない)役です。
昨日はもう慣れた方だったので、
少しセリフ確認をしたら、いきなり前提を入れてやってみました
私は、映画に出たい方の役だったので、
まず
・どんな映画に出たいのか、
そして
・なぜ映画にどうしても出たいのか
を探りました。
今日の状態で、自分を探ります。
この台本はもう何度もやっているので、いつも同じ前提ではレッスンの意味がありません
そして、自分にピンと来る前提はその日の状態によっても変わります。
昨日、私がピンと来た前提は、
・自分が主演の自主映画で、鬼才と言われる監督の作品
・田舎にいる両親に、もうこの映画を最後に田舎に帰ると約束した
というものでした。
これを講師である谷口に伝えたところ、
サジェスチョンとして、
「田舎の両親についてもっと深くしていこう。なぜ田舎に帰らなければならなかったのか」となり、そこから、また自分の中を探っていくと、
・両親のどちらかが、病気になり、介護の為に田舎に帰ることになった。
↓
どんな介護?
↓
私は具体的な介護というものが浮かばなかったので…
↓
・母親が入院してしまい、家の家事をやらなければならないので、田舎に帰ることを決めた。
という前提に行き着きました!
この母親が入院している映像と、家の事をやるというのが、
自分の中でピンと来ました
そして、この前提でシーンをスタート
シーンが始まったら、その前提のことは忘れて、相手に集中します
前提がちゃんと効いていると、
相手に集中きているだけでちゃんと自然に感情が溢れて来るんですね。
とっても収穫のあるレッスンになりました
まだまだ、どんな前提が自分にピンと来るのか、そして、ピンと来る感覚を見つけるまでには時間がかかるし、私もまだまだですが、何となくその感覚が掴めるようになってきたように感じます
こればかりは個人個人で違うので、正解はないし、だからこそ、役者それぞれの個性が出てくるんですよね
これからも続けて訓練あるのみですね
次回のワークショップは
◾︎9月17日(土)
12:30〜15:00
◾︎9月18日(日)
12:30〜15:00、
19:00〜21:30
です☆
参加される方は前日までにご連絡ください。
詳細、初めての方はこちらから、お申込みください。