高校生の時に作ったこのブログ

気付けば、来週で大学卒業となりました



17歳から23歳に

高校生から社会人に

あまりに早すぎた!







社会人になるって、言わば、心地よい温室から出されるようなもの





たくさん吸収しても足りない

浸かっていたい













温室よ、ありがとう
















21年目の道を思う











何が待っているのだろう










一寸の光さえあれば










一粒の希望さえあれば



































雲の上で撮った写真



見渡せば



この白で覆いつくされ



思わずつぶやいた



「天国みたい」







遠くで光が見え



光と白が混ざり合い



何故なのか



この上ない幸福感







ずっと見ていたかった



この白に包まれて












「飛べない鳥は ただの焼き鳥」



ある日、友人が放った一言






何故かとても悲しくなった



心が締め付けられた






飛べない鳥は一生飛べないのだろうか



飛べないまま、なのだろうか



今、この瞬間飛ぼうしているのかもしれない



飛ぶ術を



飛ぶ勇気を



飛ぶ力を



今、この瞬間蓄えているかもしれないのに






飛ぶことは怖い



臆病者だと指差す者もいるかもしれない






だけど



一緒に飛んであげられるような



飛ぶ瞬間まで支えてあげらるような



もし、途中で落ちてしまっても



大丈夫だよ、また頑張ろう



そう励みの言葉を贈れるような






そんな気持ちを持っていたい



そうでありたいと思った






飛べない鳥は駄目なんかじゃない



飛ぼうとしているのなら



近くに空は見えるはずだから

















待ち受ける困難を描いては





一滴の涙浮かべ





拭うハンカチさえ無いけれど





目の前に広がる色とりどりのこの空を





ずっと眺めていたかった










変化する色たちの





遠くの空で





微かな光を見つけた今日という日に





















戻りたいと思う道




進みたいと願う道




失敗したと後悔の道












馳せる道もあるけれど




新しい青空の下の道もあることを




忘れないでいて












何も見えない夜もあれば

光が幾つも浮かぶ夜もある

あの空だけは

見捨てない、決して






歩む先には



全てを打つような雨







だけど







雨を凌ぐこともできる



凌ぐだけの何かを見つければいい







たった一つでも見つけられたら



次の雨を乗り越えられる

















心が



凍りついた瞬間



抱えきれない思いが



止め処なく膨れ上がった







此処は何処?







誰か教えて







明日さえ 見たくない

















何もない空に何を描くだろう






流れる星に何を祈るだろう






描き続けたものがあり






探し続けたものがある









この手に掴み損ねた希望も未だ見捨てはしない