今日は珍しく本業のお話。
本業は美容師なのでお仕事の研究もしてます。

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僕は美容師の中でもわりと研究とかしてしまう部類なので
手触りとか理論とかそういうのだけじゃなく数値とか
そういうちゃんとした裏付けが欲しくなります。

普段のブログは妄想的な内容が多いのですが
さすがに仕事は妄想だけじゃできませね(;^_^A

そんなこんなで
フラット電極というもの買いました。

これは髪や肌などの表面のphを直接測る事が出来る機器。

普通のph計は液体とかだけなんで髪のphは測れません。

というか普通の美容師さんは髪のph測る事はしません(笑)

通常美容室でも家庭でも
カラーを染めると髪がアルカリになります。

美容室ではそのアルカリを抑制する処理をします。

でもこの処理は目に見えないので、
メーカーやマニュアルの指示どおりに施術します。

それで「まあ、とりあえずアルカリとかとれてんじゃね?」的なのが普通の美容室。

でもくーねるさんところはこだわっちゃてるんで、
どんな処理でphどれくらい下がるかとか気になって調べてしまう。
メーカーからしたらめんどくさーい美容室。

だって適当な処理の安い美容室なら自宅でも染めても傷み大して変わらないですし~(゜д゜;)

傷みが少ないを売りのくーねるさん所は
ちゃんと研究してみようかと

と、軽くコマーシャルじみた前置きは良いとして
本題に入ります(笑)

とりあえず
カラーして流しただけのph
$炭酸泉と炭酸ジェルで炭酸ライフを始めよう

ph8.66
かなりのアルカリです。
髪のphは通常が4.5~5.5が理想で傷むと数値が上がります。
カラー後は中性(7)~弱酸性(6前後)が理想とされていますので
このままではカラーはすぐ落ちるし、傷むし大変です。

それを炭酸泉で5分流すだけで
$炭酸泉と炭酸ジェルで炭酸ライフを始めよう
ph.6.32
理想的な数値迄下がります。

凄いですね~炭酸泉。


じゃあ炭酸泉無い美容室はどうするかと言うと

安い美容室は何もしません
普通にノーマルなシャンプー剤でシャンプーして終わり。
それを実験すると。
$炭酸泉と炭酸ジェルで炭酸ライフを始めよう
ph7.68
少し下がったもののまだまだアルカリです。
一度洗っただけで色落ちや質感の劣化も出ました。

良心的な美容室は炭酸泉無くても処理はします。
通常バッファーと言うphを下げる薬剤と
カラー毛対応のシャンプーでシャンプーします。

でもバッファー剤てまんべんなく髪に馴染ませるのは
実質的に不可能なので実験はカラーシャンプーのみで処理実験
$炭酸泉と炭酸ジェルで炭酸ライフを始めよう
ph6.71
シャンプーのみでも理想値迄は行きます。
これにバッファーすればもう少し下がるはずです。

しかし、理想的な処理は
バッファーしてカラー用のシャンプーして、炭酸泉使う。
くーねるさんとこではこれをオススメしてます。

これで1ヶ月後の傷みがぜんぜん違います(=⌒▽⌒=)

いいね~炭酸泉


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