岩手支部・オーエン氏のyahoo!記事 | 円心会館愛知支部 支部長ブログ

岩手支部・オーエン氏のyahoo!記事


yahoo!ニュースの記事に、現在ニューヨークに帰国されている

岩手支部・オーエン・ロザ氏の興味深い記事が掲載されています。

是非読んで頂きたいと思います。

 ↓


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111229-00000098-san-soci



円心会館愛知支部 支部長ブログ

オーエン氏は岩手支部で坂本支部長の内弟子をし、米国帰国後の現在も米国で円心空手を続けています。


仕事の関係で数年毎に米国と日本を行き来していた時期もあり、その関係で我が愛知支部にも約1年半近く在籍していました。


元来の博愛主義的な優しさを持ち、誰とても分け隔てなく柔和に接する人柄は、誰からも慕われていました。


第二の故郷とも言える岩手では、現在も彼を慕う人物は非常に多いらしく、日本来訪時に岩手支部へ顔を出すと


「オーエン先輩、おかえりなさい!」と、暖かく迎えられているとの事です。



そんな彼にとって、東日本大震災の一報をNYで聞いた際には、居ても立ってもいられず、唯一連絡のついた私とは日に何度もメールなどで連絡を取り合い(震災時には岩手関係の方とは電話もメールも殆ど不能状態でした)、

東北方面の円心の人たちの安否を心から気遣ってくれた事に関しては、当時ここのブログでもお知らせしました。



記事にもありますが、その後も「遠く離れた海外から高見の見物などしてはいられない。何か自分に出来る事はないか」とアクションを起こさずにはいられず

実際に来日し岩手へ直行しボランティアに身を投じました。


実際に行動に起こすというのは、なかなか出来る事ではありません。しかし彼は放射能汚染を心配する家族の反対も振り切って、それを実行しました。


記事の中で彼は

「被災地が日本人の記憶から薄れていく」

のが心配だと述べています。私たち日本人もそれを決して忘れてはいけないと思います。

ともすれば被災地以外に住んでいる私たちは、長引く不況等のせいもあり「人の事にかまってなどいられない」とまるで他人事かの様に風化しがちな今日この頃ですが、

ここのブログで何度も述べていますが、いつ自分たちが同じ目に遭うかも知れないのです。東海・東南海大地震は、もしかしたらすぐ目前なのかも知れません。


日頃の備えは勿論の事、今こそ人々の絆を大切にし、厳しくも優しく互いを思い遣る

日本の古き善き精神を意識すべき時ではないでしょうか。