AP606チャージャーが性能・価格共にお客様に大変好評です。
ですが、この充電器説明書が英文のみということで、ご購入に踏み切れないお客様もいるのではないでしょうか?
今回は人気のAP606チャージャーのリポバッテリーバランス充電方法を記事にしようと思います。
リポ初心者のお客様向けに文章と画像が多いのはご了承下さいませ。
また、リポ初心者のお客様にはバランス充電をおすすめしています。
AP606チャージャー
充電電流: 0.1-6.0A (最大50W)
放電電流 : 0.1-2.0A (最大8W)
NiCd/NiMH : 1-16セル
LiPo/LiIo/LiFe : 1-6セル
Pbバッテリー : 2V~20V
サイズ:130x81x25mm
入力:11-18V
箱の中の内容物です。
上から充電器本体・バランス充電ボード・充電用ケーブル・親電源用コード。
左に見えるのは英文説明書です。
まず、充電器左側のDCジャックに親電源用コードを差し込みます。
充電器右側のバランスコネクターにバランス充電用ボードを挿し込みます。
充電用コードのバッテリー側コネクタは付属していません。
お客様がご使用になっているコネクターを別途用意してハンダ付けする必要があります。
今回はカー用のリポ2セルバッテリーを使うので一般的なディーンズタイプを使用しました。
充電器する際に必要なコード類をすべてつけた状態です。
コネクタの極性・向きにご注意きください。
100Vから12Vを取り出す安定化電源。今回は14アンペアのものを使用しました。
安定化電源は別途ご用意ください。
コンセントに安定化電源をつなぎ、極性を間違えないように充電器の親電源ケーブルをつなぎます。
充電するバッテリー。今回はenLipo 4000SF 30Cです。
バランス充電ボードのアップです。2セル(2S)~6セル(6S)までのバランスコネクターのソケットが並んでいます。
ここにバッテリーのバランスコネクターを挿し込みます。
今回は2セルバッテリーを使用するので2Sのところにバッテリー側のバランスコネクターを挿し込むことになります。
バランス充電ボードにバランスコネクターを挿し込み、充電ケーブルをバッテリーにつなげます。
充電の準備が整った状態です。
電源が入ると一瞬だけこの表示がでます。
一回だけ赤い「Esc Mode」ボタンを押すと・・・LiPoバッテリー充電モード。
リポバッテリーの充電モード。
さらにもう一回押すと・・・LiIoバッテリー充電モード
リチウムイオンバッテリーの充電モード。
R/C用途では使いません。
さらに一回押すと・・・・LiFeバッテリー充電モード
リフェバッテリーの充電モードです。
さらに一回押すと・・・・NiMHバッテリー充電モード
ニッケル水素バッテリーの充電モード。
さらに一回押すと・・・・NiCdバッテリー充電モード
ニッカドバッテリーの充電に使います。
さらに一回押すと・・・・Pbバッテリー充電モード
鉛バッテリーの充電用ですのでR/C用途では使いません。
さらに一回押すと・・・・DgitalPowerモード
安定化電源からの電圧と電流を任意の電圧電流に変える可変電源モード。
R/C用途では使いません。
さらに一回押すと・・・・UserSetモード
こちらは特に設定しなくても大丈夫です。
もう一回赤いボタンを押して、LiPo充電モードにして、
緑のStart Enterボタンを押します。
するとリポチャージモードの画面になります。
ここで、黄色のInc.ボタンを一回押します。
するとリポバランスチャージのモードになります。
ここで緑のボタンを一回押すと、1Sの所が点滅します。
今回は2セルのリポを充電するので・・・
黄色のInc.ボタンを1回押すと2Sになります。セル数を間違えた場合はDec.ボタンでセル数を少なくできます。
次はバッテリーの容量設定をするために・・・
緑のボタンを一回押します。
すると今度は100mAhのところが点滅するのでIncボタンでバッテリーの容量と同じ値にします。
今回は4000mAhのバッテリーなのでこの値です。
ここでも入力した容量を超えてしまった場合、Dec.ボタンで数値を少なくできます。
容量を入力後、緑のボタンを「長押し」するとバッテリーチェックが始まり・・・・
緑のボタンを一回押すと・・・・
充電が始まります。
充電中は液晶画面にバッテリーの現在の電圧と、充電電流が表示されます。
リポ充電器の特徴としてバッテリーが充電完了に近づくにつれて、
充電電流が少なくなり、バッテリー電圧が高い表示に変わっていきます。
また、充電中にInc.ボタンを一回押すと、バッテリーの各セルの電圧表示が出ます。
Dec.ボタンを押すと元の画面に戻ります。
充電が完了するとブザー音と共にFULL表示が出ます。
充電中に充電中止したい場合には赤いボタンを押します。
ひとまず、AP606のバランス充電については以上となります。
非常に画面表示の書き換えが速く、使っていて「お!ちゃんと仕事してるな!」と安心感を感じる充電器です。
充電器をお買い替えの際にはご検討ください。
エンルート本店 ヤマノハでした