遠藤雅大 エンマサ サッカー人語
元サッカー日本代表DF「遠藤雅大」のブログです。
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心よりご冥福お祈り申し上げます

元日本サッカー協会会長の岡野俊一郎さんが亡くなられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私の唯一のサッカー教材だった番組。
「ダイアモンドサッカー」で解説をご担当されておられ、憧れであったヨーロッパでプレーさせて頂いた時は、ベルギー大使館でのパーティに日本サッカーの代表としてご出席下さり、ヨーロッパで苦しんでいた私に、スイスでの再会の時には励ましの言葉を下さったことは忘れもしません。
最後に お目にかかれた岡野さんはジャージ姿で、大親友であり良きライバルであったと常々お話して下さる私のサッカーの師、三村格一さんと参加させて頂いた日本代表OB会です。その時のお二人の会話は、おー岡野、おーミム、お互い頷かれたほんの一瞬。
それ以上の言葉はいらないという瞬間に私は同席させて頂きました。心・技術の奥深さが薄れてきているように感じる現在。
一人の人間として、そして人に物事を教え伝える立場にある指導者として、一人の将来を考え選手達と向き合って言動・行動していきたいと思います。
岡野さん、ありがとうございました。
ゆっくりお休み下さい。

新年度スタート!!!

昨日の4月8日(金)のトレーニングより、新たな少年も全て出揃い、怪我人こそ数名居るけれど新チームが始動出来ましたことに感謝致します。
この限られたメンバーと環境の中でのこの1年、自分の将来のためにも一人一人、自覚と覚悟を持って取り組んで欲しいと願います。
君たちが成長していけるように、我々スタッフは責任を持って指導にあたりたいと思いますので、ライフスタイルを確立して行きましょう!!!

世代交代が・・・

伝統ある日本プロ野球界は40代の監督が続々誕生している中、Jリーグにも世代交代の風が吹いている!?
チームは指導者でどうにでも変わるだけに、今シーズンのプロ野球界・サッカー界は注目だ!!!

世界で言えば、スペインの名門レアル・マドリーがジダン新監督となり初黒星。
世界各国の代表選手や世界の目が多く集まる集団を今後どのように導いていくのかは注目だ!!!

さて、一般企業でも世代交代は当たり前のように起こる。
その際には引き継ぎがあり、そこには新しい発想や考え方が組織を大きく変えることがある。しかし、組織の軸となる企業理念や積み重ねなくしてのそれは、一時どんなに発展したようにみえても新しい【色】とは言えない。なぜなら、歴史があってこそ組織は大きくもなり深くもなるからだ。また、新しい【色】とは組織の原点を学び理解してこそ生まれ機能すると考える。

さて、スポーツの世界はどうであろうか!?
監督の若返りはいつの日か必ずおこる。
しかし、大切なのはクラブの歴史とクラブ理念であり、監督を支える組織人事だと考える。
既に、日本プロ野球界で話題となっている阪神の金本新監督や巨人の高橋新監督は他競技とはいえ注目して学びたい。

サッカー界で言えば、トヨタ自動車が持つ名古屋の小倉新監督は、今シーズン一番の注目だ!
彼の采配も楽しみだけれど、それ以上に注目したいのは支える組織がトヨタだけに、そのビジョン。間違いなく名古屋は日本サッカーの中心的存在のクラブになると考える。
今後、どんな人事変化が起こってくるのか、今から楽しみでならない!!!



2020東京オリンピック

監督候補に、(現)広島の監督を務める森保氏など数名の名前あがり話題を呼んでいる。
私が長年に渡り指導させて頂いている現場、駒沢公園内。その陸上競技場において、かつての日本代表チームは、南米の強豪でも知られるアルゼンチン代表を下した歴史を持つ。
世界はその歴史を忘れない文化を持っているだけに、2020に【世界の目】がここ日本に集中することは、監督選考・選手選考・技術方針と強化体制の改革が重要であると考える。
先のラグビーW杯日本代表チームの元ヘッド・コーチであったエディ氏のような発想や直感力を持つ指導者と強化体制をつくれるかは重要であり鍵となると考える。
なぜなら、【世界の目】はそれだけ鋭いと思うからだ。

森保氏は、私がプレーヤーの頃も代表やJリーグ等で対戦した、チームメイトでもあった、ハンス・オフト氏が率いた日本代表チームで重要視された、【サポートプレーヤー】であり、オフト元日本代表監督の申し子だ!!!
攻撃陣と守備陣を促す汗かきとも、ちょっと違う、組織全体を支える役目。
裏を返せば、チームの指揮官と言っても過言ではない。

世界は運だけでは勝てない。
どんなに流動的なサッカーに世界中が変化しても、固定的時代にあった専門家は必要と考える。
なぜならば、チーム(組織)は役割があり、役割があるということは、チームの個人は専門分野を持つ。そこの理解と特徴がない限り、流動性は作れないし、チームのハーモニーは偶然でしかない。

そして何より、チームを指揮する監督の力とは、その特徴を相手チームが消して来た時からこそ、発揮されるものだからだ。
チーム力。それはまさしく監督力なのだ!!!





2016 あけましておめでとうございます!

皆様、新年あけましておめでとうございます。

2016が、皆様にとって良い年になりますように!!!

本年も、ESA共々、どうぞ宜しくお願い致します。
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