医師はどう見てる? 危険ドラッグによる、健康被害 | 今日役立つニュースを配信!
危険ドラッグに対する罰則が緩くないか? 逮捕されても数年で社会に出て来られる。刑務所暮らしと、逮捕されるまでに稼いだ金額を勘定すれば割に合わないとなれば犯罪も少なくなるのでは。あるいは危険ドラッグを販売した本人にも危険ドラッグを吸わせてどれほど危険かを知らしめる。
販売する奴がいるから吸引する奴も出てくる。こんなことを書くと「それはないだろう」と反対する者も出てきますが、自業自得・身から出たサビ・目には目を・歯には歯を・天に唾する・・・
他人を敬う精神を植え付けなければならない。自分が被害者であればどんな気持ちになるのかを考えない、自分が儲かれば良いとの考えを持つ輩が多いことは日本にいて欲しくない!

医師はどう見てる? 危険ドラッグによる、健康被害
2014年12月10日 23時30分
提供:マイナビウーマン


■社会問題となった、恐怖のドラッグ

ニュースで何かと話題の「危険ドラッグ」。最近では、多くの方が耳にされていることと思います。では一体、この危険ドラッグとはどのようなものなのでしょうか?また、どのような問題があるのかを見て行きたいと思います。

■覚せい剤・麻薬並みの強烈さ

危険ドラッグは販売される際、「合法ドラッグ」、「脱法ハーブ」などさまざまな名称がつけられ、お香などと偽って売られることもあります。

その名前から、体に影響がなく、安全であるかのように誤解されることもありますが、実際は、覚醒剤や麻薬などと同じ成分が含まれており、さらに不純物が混ざっていることが多いため、非常に危険です。

■制御不能。体がドラッグに支配されてしまう

危険ドラッグの成分は、種類によってちがうため、さまざまな症状を引き起こしますが、主に脳への作用が強いといわれています。そのため、「嘔吐」や「意識を失う」、「正常な判断ができず暴れる」といった症状が多いのが特徴です。また、使用量が増えていくと、服用していないときでも、実際にないものが見えたり聞こえたりする「幻覚」や「幻聴」に悩まされたり、「集中力がなくなる」など、さまざまな影響が出てきます。

さらに、依存性が強いのも特徴で、「一時的に得られる気分の高揚」とその作用が切れた後の「不安感」や「倦怠感」から逃れるための欲求で、何度も使用を繰り返してしまい、歯止めがきかなくなってしまうのです。

■成分が不明ゆえ、死にいたるケースも……

そもそも薬物の成分がよくわかっていないことや、その内容に不純物が多いことから、薬物濃度が許容量を超えていることも多々あります。それにより、生命の危険に陥る中毒症状を起こしやすく、さらにそのような症状を起こした場合であっても、薬物の内容がわからないので、病院でも救命できる処置が行えないケースもあるのです。そのため、危険ドラッグで亡くなってしまう方も多くいます。それどころか、他人を事件や事故に巻き込む可能性もあります。服用中は意識がなくなったり、理性がきかなくなるため、他人を巻き込む交通事故や通り魔的な暴力事件を起こしやすくなり、社会問題となっています。

■一度、手にするだけで一生が台無しに……

いったん薬物依存症に陥ると、治療には長い期間が必要となります。なかなか依存から抜け出せないのです。やめようとすると、禁断症状が出てきたり、薬物使用中の以前の感覚を忘れられなくなったり、薬物のことしか考えられなくなるためです。