ブルゴーニュ・ルージュ [2012] / バンジャマン・ルルー(Benjamin Leroux) | 直感ワイン!! 

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Bourgogne Rouge [2012] / Benjamin Leroux

ブルゴーニュ・ルージュ / バンジャマン・ルルー



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2012ヴィンテージは、
昨年10月に飲んだのに続いて2本目です。


(1本目の記事)
http://ameblo.jp/enjoywinewine/entry-12081285068.html


この2012は2本しか買っていないのですか、
1本目があまりにものを申さぬ寡黙な造りだったので、
もうこんなことならさっさと残りを処分・・・


ということで開けちゃいました。



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バンジャマン・ルルーの、
このヴィンテージのレジョナルについては、
ショップのレビューなどを見ても
同じようなコメントが見られます。


やはり、評判の良かった2011に対して、
2012はあまり出来のよくない年だったのでしょうか。




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色はやや淡い色合いの赤紫。


香りは開いている。
イチゴやラズベリーの
フレッシュかつ厚みのある
凝縮した果実の香りが主体。


この時点で、
閉じていて香りを取るのがやっとだった
1本目とは全く別の印象。


アタックは、このクラスにしては濃厚で強く、
舌先にほんのりと甘味を感じる。


酸は滑らかで、さほど主張はしてこない。


苦みはあまり感じられず、
ほのかな甘さと相まって心地よいバランスを
生み出している。


余韻は中程度。
ジューシーな果実味を主体とした余韻が
じんわりと口に残る。


全体的にコアがしっかりしており、
それでいて、ただ濃いだけではなく、
濃淡のグラデーションがある。



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イメージ的には、
ルーシー・マルゴーや
パトリック・サリヴァンといった
今人気の、オーストラリアの自然派路線の
ジューシーなピノ・ノワールに近い。


そこにブルゴーニュらしい渋み、酸味が
少々加わった印象で、
個人的にはかなり好きなタイプ。


オーストラリアの自然派ピノが好きな妻も
飲んで満足げな様子。


う~ん・・・
1本目との味わいの差は歴然。


これは単にボトル差なのか、
半年前に開けたのが、ちょっとだけ早かったのか?


これは、もう1本飲まないと結論がでません(笑)



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評価:37/50


(評価とコメント)


[味わい]7 
高評価だった2011とは全く異なるスタイル。
だが、良年らしい熟した果実の味わいが前面にあり、
ジューシーで美味しい。


[飲み頃感]8
最初に飲んだ2012が、完全黙秘を貫いた1本(笑)
だったのに対し、こちらは香りも味わいも
オープンな印象。熟成感は全くないが、
バランスはよく、豊かな果実味を楽しむには
これはこれで飲み頃と言えそう。


[デザイン]7
シンプルイズベストの模範のようなデザイン。


[キャラクター]8 
バンジャマン・ルルーの良さは、
個々の畑の個性をそのまま表現し、
そのヴィンテージの良い側面を上手く表現すること
・・・かもしれない。


[話題性]7 
ブルゴーニュの次世代を担う造り手として名高い。
“天才”との呼び声も。



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◇ワインデータ◇
Bourgogne Rouge [2012] / Benjamin Leroux
ブルゴーニュ・ルージュ / バンジャマン・ルルー
品種:ピノ・ノワール100%
カテゴリ:赤 / ミディアムボディ
国地域:フランス / ブルゴーニュ
A.O.C.ブルゴーニュ
生産者:バンジャマン・ルルー(Benjamin Leroux)
インポーター:ヴィノラム
購入:楽天のショップ / \3,930
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