山之介です。

 更新が滞っています。


 「鳥海山」チャレンジした翌日の10月5日(日)、山形の名峰「月山」にチャレンジしました。

 「鳥海山」下山後、「道の駅 月山」にて車中泊をしました。

 皆さんの中で「道の駅 月山」で車中泊をお考えの方は注意が必要です。

 ここのトイレは夜になるとシャッターを下ろされてしまいますよ。

 おかげで朝までトイレをガマンです。岩手県から来られ車中泊をされていたご夫婦もこれにはビックリ。


 翌朝、朝6時起床。遅めの起床です。

 「月山」の登山リフトは8時から運行開始と思って遅い時間に起きました。

 「道の駅 月山」から「月山」方面へ車で1~2分走るとドライブインがありました。
 

 ここのトイレで洗顔を済ませていると昨日のご夫婦もここに来ていらっしゃいました。

 トイレもキレイで夜中も開いているようです。車中泊されるならここがお勧めです。

 

 「月山」登山口へ向かう途中、ダム湖がありました。
 

 時には登山以外にも観光もしておかないとね。
 

 途中、国道を左折して「月山」登山口への一本道です。

 あれに見えるのが「月山」かな。
 

 道すがら何か所かにあった看板。「協力金」には賛成です。
 

 7:20「姥沢小屋」駐車場に到着。
 

 すでに6割ほど埋まっていました。この日はお天気もなんとか回復し、(と言っても西日本には台風が接近していましたが)比較的容易に山頂に立てる「月山」にはハイカーや観光客がたくさん来ているようです。

 駐車場そばにあるトイレ。更衣室も備わっていて女性には嬉しい配慮です。
 

 10段階の「9」と言ったところでしたよ。エリさん。

 今回は「姥ヶ岳」を経由して「月山」にチャレンジします。

 今回のコース。リフトで登って左の「姥ヶ岳」に登り「月山」に縦走します。
 

 天気と時間があれば帰りはリフトを使わずに下りて来るつもりです。

 登山リフト駅まで15分程歩きます。
 

 すでに紅葉最高潮のようですね。
 

 リフト駅が見えて来ました。この辺りの案内所で「協力金200円」を払いました。任意です。
 

 失敗しました。この日は日曜なのでリフトは7:30から動いていたようです。予定より10分遅れですが、天気の事を考えるともっと早く来るべきでした。
 

 リフトに乗ってからどんどん素晴らしい紅葉が目に飛び込んで来ます。
 

 左側の斜面です。「姥ヶ岳」の裾野あたりです。
 

 遠く雲の向こうに見えるのは昨日登った「鳥海山」のようです。
 

 「姥ヶ岳」です。ここも素晴らしい黄葉です。絶好の時期に来る事が出来たようです。
 

 山頂駅の向こうに見えるのは「月山」です。
 

 「月山」と書いてありますが後ろに見えるのは「姥ヶ岳」です。
 

 ここからスタートです。
 

 最初は木道歩き。
 

 後ろを振り返ると、遠くに雲が。なんとかお天気は持ってくれないかな?
 

 登山道脇に生えていた「ミヤマリンドウ」。
 

 こっちは何かな?もう咲き終わったようです。
 

 満開の「ミヤマリンドウ」。
 

 遅咲きですね。この日の気温は8℃位でした。
 

 この花が咲くと
 

 こうなるのかな?「アザミ」。
 

 黄色い花は比較的うまく写らないのですが、今回はバッチリ撮れました。
 

 これもうまくピントが合っていますね。
 

 登山道脇でお花の写真を撮っていると新潟の山岳クラブの団体さんに追い抜かれました。
 

 でも、このあと仲良くなってしばらくおしゃべりしながら歩きました。

 この木道を歩いて行くといきなり展望が開け、「月山」がその姿を現しました。
 

 後ろ側は少しガスがモクモク、もう少しお天気持って下さいよ。
 

 「姥ヶ岳」の山頂付近には、「イワカガミ」も咲いていました。本来、この花の時期は初夏なんですよ。
 

 「月山」への素晴らしい縦走路が見えて来ました。
 

 その前に「姥ヶ岳(1,670m)」に到着。
 

 山頂からの眺望。遠くに見えるのは「鳥海山」。
 

 リフト駅から「月山」に直接行けるルート。
 

 草黄葉が綺麗ですね。

 ささ、そろそろ「月山」へ向かいましょう。
 

 素晴らしい景色にウキウキしながら歩いていると、左手からガスが湧いて来ます。
 

 「お天気よ。もう少し持ってください。」

 先ほどの新潟のグループの後を少し離れて歩きます。素晴らしい尾根歩きです。
 

 鞍部に分岐があり左に向かうと「湯殿山」に行けます。昨日の車中泊のご夫婦はこちらへ登られるそうです。
 

 「湯殿山」方面です。ここも素晴らしい景色です。
 

 左手に登山道がチラッと写っています。
 
 景色ばかり見ていられません。ここから登りです。
 

 この辺りでは「ハクサンイチゲ」がまだ咲いていました。
 

 石畳の先の小山は「牛首」。
 

 先ほどの「湯殿山」方面にもガスが湧いて来ました。これは、急がないとね。
 

 そう思いながらも足元の秋を感じて。
 

 今から咲こうとしているようです。ガンバレ。
 

 こちらは「チングルマ」がワタスゲ。
 

 登り終えて平坦な道に出た時には「月山」山頂はガスの中。もっと早くスタートするべきでした。
 

 右手はリフト山頂駅から直接登って来る登山道。皆さん思い思いの道を進んでいます。
 

 前はずい分人が多くなって来ました。
 

 この先で「姥ヶ岳」とリフト山頂駅からの合流点があります。
 

 ここから「月山」へ登ります。 

 こちらは左斜面。緑が綺麗ですね。
 

 合流後、この先は渋滞です。ガスもどんどん湧いて来ているようです。 
 

 途中からはこんな岩場。ハイキングと思っていたのでこれは結構きついですね。
 

 途中、社がありました。
 

 この辺りは吹きさらしでとても寒く雨具を着込みました。この後、すぐに雨がパラつき出しました。

 先の見えないガスの中に突入。
 

 やっぱり、今日も山頂は荒天ですか。

 登り切ると平坦になり、 
 

 「なるほど。そう思います。」
 

 分岐がありましたが真っ直ぐ進みます。
 

 もうほとんどホワイトアウト状態ですね。

 とにかく道を見失わないように「月山」を目指します。でも、さ、寒い。
 

 山頂直前にトイレがありました。
 

 中は比較的綺麗でしたよ。7点くらいかな。
 

 このトイレから最後の登りを進むと
 

 「月山(1,984m)」山頂です。
 

 この鳥居の中にお社が奉ってありますがこの先写真撮影は禁止です。

 この石垣を右に行くと、「月山・弥陀ヶ原」、「羽黒山」へ行けます。
 

 ほとんどの方はこちらへ進まれましたが、山之介は車なので来た道を下山します。

 下山路。10m先はもう見えませんね。
 

 あ~、あと1時間早く出発していれば素晴らしい眺望が見れた事でしょう。

 分岐点に到着。取りあえずリフト山頂駅を目指します。
 

 ここからどんどん下って行きますが、もう人はほとんど見えない状態です。 
 

 木道が出て来ました、この木道を歩けば道に迷わないですね。
 

 足元だけはまだ見えていますよ。
 

 またまた分岐点にでました。
 

 右に行けばリフ山頂駅。左に行けば谷伝いに駐車場に行けます。

 左の5人組の話を聞くとこの谷伝いの道には「クマ」が良く出るそうです。

 このガスの視界の悪い中、「クマ」には出会いたくないです。ここはリフトを使って下山する事に決定。

 気を付けて下って下さい、5人組の方。

 ハイカーの方です。紅葉を散策されていました。
 

 お二人が見ているのはこんな風景。
 

 時折、ガスが晴れればこんな素晴らし紅葉です。
 

 ここから先は木道の両側が全部紅葉真っ最中。
 

 こっちの道で良かった。

 黄色も素晴らしい。
 

 赤も素晴らしいです。
 

 「姥ヶ岳」との分岐に到着。リフト駅はもう、すぐそこです。
 

 リフト駅に到着するとここもすでにガスの中。
 

 寒風の中、リフトで下山。
 

 半分も降りて来るとガスも晴れ
 

 駐車場も見えて来ました。
  

 リフト下駅の食堂にはストーブが焚かれていました。

 すでに軽食の食券販売機は売り切れ状態でした。

 が、店の人と話をしていると特別に最後の1杯を作ってもらえました。

 あったか~い、天ぷらうどん。700円。
 

 帰りは「道の駅 にしかわ」の温泉(400円)で体を温め、
 

 山形経由で家路に着きました。
 




 「月山」登頂で71座目。山之介。



にほんブログ村   人気ブログランキング