講師を務めてくださったのは聖路加国際病院一般内科副医長/聖ルカ・ライフサイエンス研究所臨床実践研究推進センター副センター長の徳田安春先生です

バイタルサインの重要性については様々な先生方がおっしゃっていて、個人的に色々と本を読んだりしていたのですが、いまいち現場でのイメージがつかめずにいました

なので、バイタルのエキスパートがいたら、是非一度お話を聞いてみたいものだと常々思っていました

ある日、たまたま感染症診療で有名な青木眞先生と酒の席でご一緒する機会があり、その想いを伝えたところ、「バイタルなら聖路加の徳田先生だよ!よかったら紹介してあげるけど?」というありがたい一言をいただき、今回の会を実現することができました

顔も知らない一医学生からの依頼を、快く引き受けていただいた徳田先生のお人柄にも感動でした

今勉強会は具体的には『バイタルサインでここまでわかる!』と題して行われました

レクチャーだけでなく、模擬患者(東京医大2年の不破君)を相手に実際に脈を取ったりして、とても実践的な勉強会となりました

レクチャーはケースカンファレンス形式で行われました

「○○という患者さんの、△△というバイタルに対して、あなたはどうアセスメントしますか?」という感じです

ショック、発熱、頻呼吸、脈格差ありなどなど、全部で16ケース!中には沖縄に長くいらしゃった徳田先生らしく、シガテラ中毒の症例もあったりして、とても贅沢な時間を味わうことができました

今回のレクチャーを受けて、患者さんの状態を把握するためにはバイタルサインはとても重要だということを再確認することができました

全体としても、先生のお人柄がしっかり表れ、随所にユーモアも散りばめられたアットホームな雰囲気で進行していき、『バイタルサインのアセスメント』から『バイタルの取り方の要点』なども学べた、非常に内容の濃い4時間でした

徳田先生、大変お忙しい中、4時間にも渡って熱いレクチャーをしていただき、本当にありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 東京医科大学西新宿キャンパス 第1研究教育棟4階 第2講堂
[参加メンバー] 稲岡、猪原、上杉、大谷、菊野、児玉、徳冨、中野、濱口、不破、矢野
ひろたか