『2008年夏期エクスターンシップ』@公立長生病院 | DOCS日記

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8月1、2日の2日間は、千葉県茂原市にある公立長生病院で行われた『2008年夏期エクスターンシップ』に参加してきましたо(ж>▽<)y ☆



この病院のエクスターンシップに参加するのは今春に続いて2回目だったのですが、今回も福士先生や名郷先生にお会い出来るのを非常に楽しみにしていましたドキドキ

具体的なスケジュールは以下のようなものでした砂時計

1日目
・クリニカルクラークシップ
・レクチャー「千葉県の地域医療の現状」
・レクチャー「公立長生病院の現状」
2日目
・研修ふりかえり
・WS「ステップゼローEBMの出発点」
・レクチャー「地域医療志向型研修12の軸」
・WS「考える医師」



1日目は福士先生の外来を中心に見学させていただき、2名の患者さんに関しては参加した学生2人で問診と身体診察の所見を取らせていただきましたペンギン

その内の1名の患者さんは、検査をしても結局原因がわからず、緊急性のある疾患を除外した上で帰宅してもらうことになったのですが、実際の現場では診断が付かないことも非常に多いことを教えていただきました(・ω・)/

そして2日目には新たに参加者として研修医や医師7名も加わり、名郷先生presents日本初の『Pro-Act-Ive アプローチ』を用いたWS「考える医師」が行われました音譜



『Pro-Act-Ive アプローチ』とは名郷先生や福士先生らが翻訳された著書『考える医師』の中で紹介されている問題解決の手法ですわんわん

考える医師

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このWSを通して、診断のはっきりしない症例に対する『Pro-Act-Ive アプローチ』の有用性を学ばせていただきましたひらめき電球

また今回の2日目のWSには名郷先生がセンター長を務められている『地域医療研修センター』の関連病院から参加されている研修医の先生方も多数おられましたが、皆さんにセンターの方針通り『考え』ながら医療をすることが浸透している印象を強く受けました目



『診断のはっきりしない患者さん』というのは、軽く流されたり、時には医師にとってのストレスになることもありそうですが、そこで一度立ち止まってじっくり『考え』、そんな症例を楽しむことができれば、患者さんにとってより良いoutcomeが得られることがあるのではないでしょうか虹



DOCSの皆さんは時間のある学生の内に『考える力』を養っていけるよう一緒にがんばりましょう!!

福士先生、名郷先生、今回も楽しいエクスターンシップを提供していただきましてありがとうございましたm(_ _ )m



[場所] 公立長生病院
[参加メンバー] 児玉

こだま