マリーアントワネットがルイ16世からロマンチックな言葉とともにプレゼントされたプチ・トリアノン
ルイ16世は王太子の頃、自分の容姿などにコンプレックスを感じていて、なかなかアントワネットの気を惹くような言葉をかけてあげられなかったそうですが、ルイ16世の戴冠式の後、「
お花が好きなあなたに花束を贈りましょう。それはトリアノン宮です」といって、王妃となったアントワネットをそれはそれは喜ばせたそうです

アントワネットは形式的なフランス庭園よりもより自然なイギリス式庭園を好み、約8年という長い時間をかけて、プチ・トリアノンの庭園を自分好みの庭園に造り上げていきます。
ではさっそく庭園をみていきましょう



プチ・トリアノンから外に出ると、さらに観光客がぐっと減ります。
地図を見てもさっぱり方向感覚が分からなかったので・・・母の勘に任せて歩いていきましたえへへ…そうして歩くこと数分・・・
ようやくお花畑の間から見えてきました~!!!



王妃の村里、アモーですキラキラ
アントワネットが唯一「私が私になれた場所」と言ったあのアモーですキラキラキラキラキラキラ
この景色を見た瞬間に、アントワネットの本当の心の内側に出会ったような気が致しました!!!感動を超えた一瞬です!!!

中には入れませんが、内部もかなり洗練されているという水車小屋。



こちらは「マルボーロの塔」と呼ばれるものです。
この下には釣場とチーズ製造用の搾乳場があります。

こういったものを人工的に作らせるだなんて、一体どのくらいの莫大な費用がかかったことでしょう!!!当時パリで財政難に見舞われていただなんて信じられません。アントワネットが憧れていた村里での暮らし・・・。でも本当の農民の姿を知っていれば・・・また違った形になっていたかもしれませんね。パンを買うことも出来ない市民の本当の姿を一度でも見ていたら・・・食べ物のない暮らしがどんなに苦しいものなのか少しでもアントワネットが想像することが出来たらと思わずにはいられません。(でもそんなアントワネットだったからこそ、こうした後世に残る素晴らしいアモーや芸術の数々を残したのですよね。大きな犠牲の上にこうした素晴らしい芸術が残ったのだと思うと、複雑な心境になります)

そして上の写真がマリーアントワネットの家です
家の中には食堂やビリヤード室、中国風のお部屋があり、ここからアントワネットは農作業の様子を見ていたと言われています。アントワネットもバターを作ったりして楽しんでいたそうですよ。(でもね、作るお道具がやっぱり王妃様!!!大理石の器を使ってバターを作っていたのです!!!)

アントワネットの家の前に可愛い子がいました~♪親子で寛いでいたようです。
愛の神殿まで一気に書くつもりがまた寄り道をしてしまいましたので、アモーの記事は次回に続きます♪


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王妃の村里は2007年(2008年??)に改修工事が終わって、当時と同じ風景を現在楽しむことが出来るようになりました。ヴェルサイユに行きましたら是非王妃の村里にまで足をのばして頂きたいと思います♪おとぎの国が目の前に広がっていて感動しました♪


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