前回のブログでご紹介したサロン・ド・テ・ミュゼ・イマダナオコに伺った時に、本を一冊購入致しました。毎回サロンに伺うたびに、何か一冊本を買っているような気が致します音譜

ベル以前ブログでご紹介した本はこちらです→☆☆☆  


そして今回の本はこちらやじるし下


縁は器なもの (2011-09-25T00:00:00.000)/中央公論新社
 


まだ私が生まれる前、日本ではケーキと言えばショートケーキやシュークリームが主流だったようです。そのような時代にヨーロッパへお菓子を学びに行き、初めて出会った洋菓子に感銘を受け、またお菓子はただ食べるためのものだけではなく「歴史に育まれた大切な文化の一つである」ということを知り、好きから一生の仕事としてやっていきたいという気持ちになられたということも本の中に書かれていました。


本の内容は洋食器や食器にまつわるストーリーなどが好きな方には大変魅力的な内容になっていますラブラブ

例えば・・・

宝石紫ヴェルサイユの女主人公とセーブル窯


ローズマリーのティータイム

ヴェルサイユの女主人公とセーブル窯と言えばあのお方が真っ先に思い浮かぶことと思います!!

あのお方とは・・・

ルイ15世の公式寵姫ポンパドゥール侯爵夫人です!!

磁器の世界に大きく貢献したポンパドゥール夫人は私のブログには今まで登場していませんが、一時とても興味を持って色々本を読んだこともあるほど!!

ルイ15世を魅了したその美貌はもちろんのこと、非常に高い教養を持ち、政治にも影響を与えた人物なのです。マリーアントワネットをルイ・オーギュスト(後のルイ16世)に嫁がせるように説得したのもポンパドゥール侯爵夫人と言われています。


写真にあるピンク色のカップはポンパドゥールピンクと呼ばれるもので、実は私の憧れのアンティークです。

今田先生の本にも書いてありますが、この色はポンパドゥール侯爵夫人がこよなく愛した色と言われ、短い期間しか作られたことのない幻の色なのです!!

一度ポンパドゥールピンクのカップでティータイムを楽しんでみたい・・・という夢までありますハート


話しは逸れましたが、本の内容は他にも

宝石紫ロシアの女帝エカテリーナ2世が愛した器

宝石紫ヴィクトリア女王のアフタヌーンティー

宝石紫悲劇の皇妃エリザベートとその時代    などなど・・・


とても分かりやすい文章で説明して下さっています。今田先生の温かい心が伝わる一冊です!!

食器が好きな皆様、是非一度お手にとってご覧ください♪♪

お勧めの一冊ですラブ



にほんブログ村 グルメブログ ハーブティー・紅茶へ
にほんブログ村


いつもブログへのご訪問ありがとうございます♪

今回のブログでは、皇妃エリザベートについて書かせて頂く予定だったのですが、ポンパドゥール夫人のことを書きはじめたら止まらなくなってしまい、イメージしていた記事とだいぶ違うものになってしまいました!!ポンパドゥールピンク・・・憧れの憧れです♪