タイトルは遊び心です.

今日は,自分の読書法について書きたいと思う.
いうほど大したものではない.
でも,もしこれがきっかけで,
本が嫌いな人が,自分の人生を変えてくれるような本に出会うことが出来れば,
少しは役に立つのかな.と思う.
そんな感じで書き出している.
前半は前置きです.
後半に書くことになりました.

僕は本が好きではなかった.
だから,分かる.
「読書はこんなにいいものですよ」と言われても読む気にはならない.
本が好きになった今でも,それはあまり変わらない.
人から「この本は読んどくべき」と言われてもあまり気は進まない.(義務感で読むが)
それよりも人の書棚にある本をこっそり取り出して中身を覗きたい.
そういう本は,アタリだったりする.

人は本にアタリを求めている.

レシピエント(臓器提供の受け手)は手術の成功(しかも100%)を祈っている.
だから,ハズレが来た時のショックが大きい.

本を買っても,やっぱりおもしろくなかった.
薦められても,本全体としては,好きにならない.

となってしまう.

でも,考えてみてほしい.
全ての本を「面白い」と思って読める人がいるだろうか.

ドナー(臓器提供の提供者)は,薦める時に,
作中のワンフレーズが気にいって薦めたりする.
いわば,その本の断片の積み重ねで好きになる.
100%全フレーズに共感しているわけではない.

なのに,読み手は批判的に読んでしまう.
この言い方が嫌いだから嫌いだと.

以前にホンマでっかTVで,
ある先生が述べていたことだが,読書の前には,
してはいけない3つのことがある.
崇拝・反抗・衒学
以下のブログがまとめて書いてあるので参考にしてほしい.
http://www.telejirou.com/archives/2559
要は作者を崇拝せず,反抗せず,メリットを探してはいけない,
先入観を持って読むなってことです.

さて,だいぶ長くなりましたが,自分の読書法について書きます.
名付けるならば気まぐれ読書法
やることは simple です.

大事なのは,アタリを探そうとしないということ.
図書館を利用します.
本のタイトルを見て,読みたい本を選ぶ.
つまらないと思った本は無理に読まない.
全部読んでなくてもお返しする.

これだけです.
どの書架に行けばいいか迷う人は,蔵書検索で好きな言葉を検索して探すのも良いです.
何か身につけたい知識や興味のある言葉を検索すればたいてい何か出てきます.
そうして,10冊も借りればアタリが出るんじゃないでしょうか.
借りた本は記録していき,何かの折りにリストを見返すのも良い.
昔,読まなかった本に興味が出ることもあると思う.
自分は facebook に記録しています.


どうでしょうか?
それでも小説などは,最初苦しいと感じることが多いので,
たまには,苦しくても読んでしまいますけどね.

今日のところはこのくらいです.