「ものづくり」と「ひとづくり」を応援する技術屋、KENです。




以前に「つづく」と書いて、続いていない話題を載せましたが(笑




コレコレ↓


http://ameblo.jp/eng-net/entry-10513148820.html




 続きを書こうと思いましたグッド!




って、、、KENの本業はCAE解析の技術支援なのに、「これってホントに役に立つの~??」


なんて話題ですえっ (自分を否定しないで済むのだろうか~?)






 「性能をちゃんと予測すれば、造り直しがなくなって、儲かるはずだから!!!」




そう信じて、あっという間に増えたCAE技術者の人口。




コンピュータの発展に伴って、、、


CAE解析って、今やCG顔負けのコンピュータシミュレーションに発達しておりますあせる




KENのいた自動車の業界では、細かな部品のひとつひとつまで組み上げられて・・・


例えば、車同士がリアルに衝突するさままで、ドンッ リアルなアニメーションとして映像化されちゃったりします。




ここまでやれば、実際の衝突実験なんて無くても大丈夫~音譜


試作車を造って実験なんかしなくたって、良いクルマが出来あがるから、儲かるし~。








・・・ってホント!?








ちょっと先日の話題のように、お父さんが日曜大工で棚を造る場合に置き換えて考えてみましょう~。




お父さんは、日曜大工とはいえ、「ちゃんと」造ろう!!


そう心に誓って、CAE解析をすることにしました~チョキ




「 モノを載せた時に、重さで板が曲がってしまったり、最悪の場合は・・・壊れちゃったりしないのか?」




を事前にCAE解析で性能を検討する事にしたんですね~。




お父さんガンバル!!




 CAE解析の計算モデルというものの作成に取り掛かります。


棚の図面を3Dにして計算モデル・・・有限要素メッシュという3角形や4角形の集合体を造ります。




その後、、、


棚に置こうと考えているあらゆるものの大きさ、重さ、位置を計測。


これも計算モデルに正確に再現して、さらに重力を掛けたりして。。。




そして、計算を流します。。。






 その結果、棚の最大変形量3mm。 すごいっ!!変形量が分かった!!






 でも、お父さんは悩みます。 3mm変形したら壊れるのかなあ???




そこで、お父さんは、木材はどのくらいの力が加わると割れるのかを調査して、計算モデルに重過ぎると板が


割れちゃうような設定を加えます。




 そうして、春の温かな午後は夜を迎えるのでした汗








 結局、お父さんは棚づくりを開始する事が出来ないかも知れないですよね~。




これは、ちょっと大げさな話ですが、、、




 CAE解析って、経験とカンに頼って造るよりも、ビシッとどのくらい変形するか分かったりして、


とてもスグレモノな手法に見える場合もあるのですが、、、




 メンド臭いから造った方が早いんじゃん? ぼそっ。




 


  使い方次第ってことですよね~。って思うのです。。。つづく


(ってまた、つづくにしてしまった。。。)




KEN




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