天才トレーダー集団タートルズの中でも選りすぐりの超エリート、当時19歳のカーティス・フェイスはたった二週間の研修プログラムによって巨万の富を稼ぎ出して行った。

世のカリスマトレーダーの多くは、まずはじめに辛酸をなめる思いを経験し、トレーダー的メンタル構造の勉強を重ねてプロのトレーダーになってゆくわけなのだが、カーティス・フェイスは最初からトレーダー的精神構造をもっていた希有な天才型トレーダーである。彼が著した「タートル流投資の魔術」に書かれている以下のくだりが私の心のツボを突いた。

33歳のとき、わたしが設立して株式公開し、人に任せてた会社の株が急落した。つまり、ほぼひと晩でわたしの流動資産が枯渇してしまったのだ。そのころ離婚したばかりだったので、その会社の株以外にはあまり資産をもっていなかった。離婚の際、妻に家を渡してしまったからだ。
すでに会社から離れていたので、経営に信頼を置いていなかった。したがって、自分のことを投資家ではなくトレーダーだと考えていた。株価が下がり続けている以上、トレーダーの役割として、わたしは売り続けた。
(中略)
数年分の蓄えが、ほぼ一夜で2ヵ月分にも足りないほどになり、私は収入を得る手段を見つける必要に迫られた。仕事を探さなければならない。
(中略)
これを恐ろしい体験だと考える人もいるかもしれないが、わたしはそうは思わない。私の人生の楽しみは環境の変化にあまり影響を受けなかった。


お、漢だ。。。
てか、トレーダー魂ヤバメ。。。^^




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