北沢俊美防衛相は20日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、月内に政府・与党の検討委員会で候補案をリストアップし、米側や地元自治体との協議に入るべきだとの考えを明らかにした。山口県岩国市内で記者団に語った。
 北沢氏は「検討委として2月中にまとめてほしい。案は複数でもいい。それを公表するかどうかは分からないが、米側や地元自治体、沖縄と擦り合わせてほしい」と強調。「そうしないと5月末までに解決しない」と述べた。さらに、検討委への提示が遅れている社民、国民新両党の案も、米側などとの交渉の対象になるとの認識も示した。
 北沢氏によると、こうした考えを、検討委委員長の平野博文官房長官に伝えており、平野氏は「努力したい」と答えたという。 

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