日本代表は見事にベスト16進出を果たしたわけだけど、進み方を巡って賛否両論がある。どうでもいい。どうせ騒いでるのは今だけで、後になって残るのは「ベスト16進出」という結果だけだ。美しく散る、とやらよりよっぽど良い。結果を出さないと馬鹿にされるだけだ。

 

2010年にベスト16進出した際も、「あまりに守備的すぎる」「つまらない」などアンチが発生したが、海外のサッカー掲示板などを読めばわかると思うが、あの大会を機に海外の日本を見る目が変わって誇らしかった。2014年では日本のGL突破を予想する海外のサッカーファンは多かった。しかし、あの惨敗が原因で全てが逆戻り。今回はどのフォーラムを読んでも上から目線で眺められ、日本はグループ4番手という扱いで悔しくて仕方なかった。下馬評を覆した日本代表に感謝したい。欧州・南米勢以外でベスト16に進出したのは日本とメキシコだけである。凄いことだ。

 

今後を考えてもベスト16進出は素直に歓迎すべきだ。この国ではサッカーは野球ほど根付いていないので、代表人気が凋落するとダメージは小さくない。大会前に濃厚とされていた史上初の「2大会連続グループリーグ敗退」という事態を回避し、低迷していた代表人気も底打ちしたのではないだろうか?世の中には、協会憎しで「全敗してしまえ」など過激な主張をする勢力がいたが、そういう人達はイタリアW杯予選の北朝鮮戦で大量動員された在日コリアンの人達にホームジャックされるくらい悲惨だった時代を知らないのだ。勝ち上がって何よりである。

 

西野監督には謝罪したい。まさかセネガル戦のように真っ向勝負で相手を上回る試合が見られるとは思わなかった。協会のやり方に腹が立って、自分は愚痴のような感じで日本サッカー全体の体質を批判する記事を2か月前に投稿した。「こんな馬鹿な投稿をしてた奴がいるぞ」と宣伝してもらっても構わない。

 

本当におめでとう、日本代表!