徴兵制・兵役に賛成という意見があるようですが、よく考えないと逆に大変なことになります。守るどころか破滅の糸口になりかねません。そして、個人の平穏な生活もなくなってしまうでしょう。また、財政難で徴兵制廃止になる国もあるようです、いかに経費がかかるかですねえ。他のもっと生産的・建設的な事にお金を使った方がよいです。人の殺し方を覚えたり、命令されれば、どんな命令でも、人を殺す命令でも、核ミサイルのボタンを押すような命令にでも何も考えず、ただ躊躇無く従うように実行するように訓練され、ただの機械・ロボットのような人間になることはとても危険なことだと思います。
下の方の文中にあるように、”非暴力は暴力よりも常に有効である”という言葉を信じたいです。


----------------------------------------------------------

ドイツとスウェーデンが徴兵制廃止 背景に財政難
http://www.asahi.com/international/update/1112/TKY201011120002.html

----------------------------------------------------------
 
【真実を告げる書(弥勒菩薩ラエル著)-第2部 不死の惑星への旅 第2章(PDF版P187L12~より一部転載)】

・・・・・
 人類は今、歴史の曲がり角にたっていて、その未来は人類自身にかかっているのです。もしあなたがたが、お互いと周囲に対する、自分たち自身の攻撃性をコントロールすることができれば、その時あなたがたは惑星間文明の黄金時代に到達するでしょうし、宇宙的な幸福と、そして開花が実現されていることでしょう。もし一方で、あなたがたの文明が暴力に負けるとすれば、その時は直接か間接かのどちらかを通して、このすべてが破壊されることになるでしょう。
 人間の天才が統制するものである限り、人間の天才にとって、科学的あるいは技術上の問題で克服できないものなどありません。・・・・・(以下省略)・・・・・

----------------------------------------------------------
 
【真実を告げる書(弥勒菩薩ラエル著)-第2部 不死の惑星への旅 第2章(PDF版P198L5~より一部転載)】

・・・・・
さらに、軍隊では銃の扱い方を教えてくれるし、核ミサイルを積み上げる一方で、「軍隊のこういった教育は常に役立つ」などという言葉に耳を貸してはいけません。
 こういうことを言う連中は、あなたに暴力を教えたいのです。相手が自分と違う制服を着ているという理由で、自分と同じ人間を躊躇なく殺せるように、訓練用標的を使ってあなたを繰り返し訓練し、ついには、殺人を単なる機械的な反射動作にしてしまうのです。
 あなたを国のために戦わせたがっている連中に騙されてはいけません。戦って守るに値する国など、一つもないのです。「もし、敵が侵入して来たら、我々は自衛しなくてもいいのか?」という問いに引っ掛からないように。こういう問いには、非暴力は暴力よりも常に有効であると答えなさい。侵入者たちがどんなに侵略的であったとしても、フランスのために死んだ人々が正しかったという証明にはなりません。インドにおけるガンジーの勝利をごらんなさい。
 自由のために戦わなければならないと言う人もいるでしょうが、彼らは、ガリア人がローマ人との戦いに敗れたことを忘れているのです。またフランス人が、征服者の文明の恩恵を受けてきた被征服民の子孫だからといって、暮らし向きがそれだけ、悪くなっているわけではないということも。
・・・・・(以下省略)・・・・・

----------------------------------------------------------

【天才政治(弥勒菩薩ラエル著)-第2章 地球を幸福と開花の世界にするための提案(PDF版P78~より一部転載)】

・・・・・
 人はよく、特定の新興宗教(人はそれを、軽蔑的な意味合いを込めてセクトと呼びます)がその若い信徒たちに対して、精神的な、時には肉体的な暴力を加えているなどと語ります。ところが、精神的および肉体的な暴力を実践し、今までに無かったような最も大きな公認の洗脳事業である兵役については口を閉じるのです。
 いった、若い召集兵は何をされるのでしょうか?
 まず、最初は、各種の物理的な修正(長髪のカットや制服の着用)によって、個性の剥奪が最大限に行われます。
 次に、その個人の本来の個性がいったん弱められると、今度は、軍隊が彼に期待するような別の個性を与えるために、条件づけが行われます。これは機械的動作(徒歩前進、気をつけ等)を植付けるための教練によって成されます。
 最後は、絶えず仕事を与え、休憩時間も非常に短くして、考える時間を与えないようにし、また食事も少量で悪質のものを与える(蛋白質が欠乏すると、脳は懲罰に対して非常に敏感になる)ことにより、前の条件づけで得られた個性をコントロールします。
 そして、いつ懲罰を受けるか分からないというダモクレスの剣や、雑役や、何日にもわたる厳格な禁足というように、精神的な暴力は絶えず存在します。上官は常に正しいという理由で、それに対する訴えの手段を何も与えられてない肉体的暴力については、言うまでもないです。
 兵役こそが洗脳の本当の巣窟であり、洗脳ということが言われるならば、兵役についてこそ言われるべきです。この強度の条件づけを行う組織においては、若い召集兵が不安を感じることなく安心感を持って、とりわけ、その意味を理解しようとはしないで命令の実行に甘んじることになるように、あらゆることが為されます。
 これこそが洗脳プロセスの目的であり、それは、命令を受けたという理由だけでいかなる人間をも、またいかなる手段によってでも人を殺すことができ、あるいは、何百万という住民がいる都市に原爆の投下さえ実行するロボット、すなわち操り人形を作り出すために為されるのです。
 現在、こうした条件づけの洗脳を受けたために、命令が下されると、何百万という人間を殺戮するボタンを一瞬の躊躇いもなく押す若者たちが、世界中の至るところに存在しています。
 諸々の「セクト」の中においてではなく、この軍隊の中でこそ本当の洗脳が行われているのです。
 若い召集兵に対して為される軍隊のプロセスは、単純にして明快です。
 
 1 個性の剥奪
 2 必要な方向への条件づけ
 3 以上(1と2)のようにして獲得された個性のコントロール

 さらに驚くべきことは、軍隊が彼ら若者を引き受けて食と住を与え、彼らが十二ヵ月の間ほとんど絶え間なく与え続けられた数々の任務を済ました後、今度は自由を取り戻した若者の多くが、民間で職を見つけることに困難さを覚えて、次には職業軍人の道を選んでいることです。
 ずっと与えられた命令を実行するだけで、自分自身で決断することが全くできなくなっているために、とても多くの若者たちがそのように条件づけられ、他のことがほとんどできなくなってしまっているのです。
 かつての「秘密軍事組織」、インドシナの軍人、外人部隊の兵士、アメリカの「海兵隊員」などの例を見るまでもなく、彼らはあまりにも条件づけられているので、市民生活に戻ったときには社会復帰に失敗して、暴力と強盗生活に身を落としてしまうのです。
 天才政治に立脚する政府は、社会それ自体による組織的な洗脳がもはや存在しなくなるように、この問題を研究する必要があります。
 かつてのナチス党員のような戦争犯罪者たちが、「自分たちは命令を実行したにすぎない」と、いるも言い逃れをすることも分かりきったことです。ソ連で反対制派を拷問にかけている連中も、裁判での自己弁護の際には、必ずや同じことを言うに違いありません。アルジェリア、インドシナ、そして、ベトナムでで暴力行為で罪に問われている者、「広島」に原子爆弾を投下した者も同じであるでしょう。
 彼らはいずれも、同じ穴のムジナなのです。
 軍人こそが人類の最大の敵です。なぜなら、彼らはことごとく無責任であり、しかも機会あるごとに、自らそのことを公言して憚らないからです。彼ら軍人たちは、自分たちが命令を下したときに生じるすべての犯罪に対し、そこで起こりうる殺人についての責任は若者たちに負わせ、もし自分たちが非難されたときには、自分たちは単なる命令の実行者にすぎないという言い逃れができることを、計算しているということを知るのは重要です。
 精神的に正常な世界では、その社会を構成する全成員が、いかなる状況下であろうとも、自分の犯した暴力については、各人が個人的にその責任を負うのであり、また、ある命令を実行した場合には、命令を与えた者と同様に命令を実行した者も、重い責任を負うのだということを、彼らに理解させるように努める義務があります。
 ある者が、ある人間を抹殺するために殺し屋を雇ったとすると、その殺し屋は、命令を実行しただけということを理由に、無実になることはないはずです。
 その職務が何であろうと、あらゆる意味合いにおいて、責任ある人間によって社会が構成されるのを望むのは、法外なことでしょうか。
 他の人間に対して、発砲することを承諾した銃殺班のすべての者は、その殺害の命令を下した者と同じ責任を負うのです。
 制服や職務を口実にするすべての人間が、自分たちの非人間的な行為を拒否する日が到来した暁には、世界平和の実現を期待することができるでしょう。
 同じように、無実の者に有罪判決を言い渡したすべての裁判官と陪審員たちも、有罪とされた者が自らの無実を立証できたときには、不正に彼に科した罰と同じ罰を受けるか、あるいは少なくとも、かかる不正の犠牲者が実際に受けた罰と、同等の罰を受けるかしなければなりません。そうすれば、往々にして、もっぱら狭量で、根拠の薄弱な推測や「心証」で有罪判決を下す裁判官や陪審員たちも、もっと真剣に判断を下すようになるでしょう。
(訳注)
*1・・・セクト:フランスでは、セクトは一般に新興宗教を指す。
*2・・・ダモクレスの剣:毛髪一本で頭上に吊るされた剣のことで、絶えざる危険という意味で使われる。
*3・・・秘密軍事組織:1961~3年にアルジェリアの独立に反対した右翼組織。
・・・・・(以下省略)・・・・・

----------------------------------------------------------
 
・「宇宙人からのメッセージ(真実を告げる書)」弥勒菩薩ラエル著
 ↓無料ダウンロード↓
http://ja.rael.org/download.php?view.32


・人類を救う最後の道。
「天才政治」弥勒菩薩ラエル著
↓ 無料ダウンロード↓
http://ja.rael.org/download.php?view.67