先日上野樹里さんがSLに登場してCM撮影をするとかなんとかって記事をみました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/17/news078.html
その記事の中で「髪はZero StyleのReiさん」「服はB@RのJuneさん」と書いてあり、
そして、「スキン&シェイプは、KT爺さんことくつぎさん」と紹介がありました。


単純にReiさんとJuneさんと共同作業する人って、きっと凄いんだと思っていた矢先、
ある方からこの方の取材をして欲しいとリクエストを頂き、
そして面識もなくいきなり突撃していくと、見事に快諾していただきました。


ということで今回はそのKeitee Jieさんにお話をお伺いしました!
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emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけを教えてください。


Keitee Jie: 2007/7/7に始めたばかりなんですけど
なんかもう、始めた時のきっかけってはっきり覚えてないんですよw
「セカンドライフ」って名前は、インターネットやテレビなんかで、何度か見聞きはしてたんです。
でもMMORPGの経験あっても、セカンドライフだけは、そのゲームシステムとか、
中で何やって遊んでるのか…いまいちピンとこなかったんですよね。


で、テレビで頻繁に紹介されるようになった時期に
そのゲーム画面を見て、グラフィックのあまりのしょぼさに、

持ちかけた興味が一気に醒めた…と云う記憶はありますw


そんな状態だったのに何でアカウントを取ってログインしてみよう…とまで思ったのか、未だ以って謎です。w
中でユーザがものを作れるらしい…と云う事を知ってからかなあ、ちょっとだけ見てみたくなったのは。
ホントに「気まぐれ」程度だったと思うんですよ。


「散策して回るにはしばらく楽しめるかな。。。と云う印象」
emo8889 Xeno: 最初は印象良くなかったんですね。


Keitee Jie: 最初は既存のゲームやMMOと比べることしかできませんから、一言で云えば「最悪」でしたね。w
グラフィックは10数年以上前の3Dゲーム並に見えたし、
コミュニケーションツールとしても、インライン入力すらできないチャットシステムではあまりにやり難いし、
クリックではなくキー操作でしか動けないのも、非常に操作性が悪い。


良い点としては、世界が広大だと云う事。
それが全てユーザに委ねられているので、バリエーションに富んでいる ハズだし、
散策して回るにはしばらく楽しめるかな。。。と云う印象でした。


で、とりあえずマップを開いて、無作為にあちこち見て回った訳ですけど、
まず気付くのが、何処に行っても何かしら「商品」が置いてあるんですよ。

その看板を眺めていて思ったのが、これはPOSERユーザが、DAZRenderosity といったWEBサイトで
CG用の素材アイテムを探して買うマーケットにソックリだな…と云うことでした。


丁度、リアルでPOSER関連の仕事をした後でしたので、
POSERとそれを取り巻くマーケットに関して いろいろ調査して、
自分もRenderosityに出店する準備をしていたところだったんですよ。
SLでも、アニメーションやポーズの制作に利用されてますからPOSERはご存知ですよね?


emo8889 Xeno: ポーズ付けやアニメーション制作に特化した3DCGソフトウェアですよね。


Keitee Jie: POSERでCG制作されるユーザさんは、CG画像をレンダリングして楽しむために、
SLで云うところのアバターや スキン、シェイプ、髪の毛やアクセサリー、
小道具等を購入して、シーンを構成するんですよ。


そういった追加のCG素材、アイテム類は、

やはり他のユーザさんが制作したものをDAZやRenderosityといった、
WEBサイトで購入して使用すると云う文化なんですね。

また、そうやって制作したCGを見せ合ったり、 自作のアイテムを他のユーザと共有したりする事で、
ユーザ間のコミュニティが形成されてるんです。


私はPOSERの開発元から依頼を受けてPOSER用フィギュアを制作することになり、
初めてその世界を覗いたのですが、
どうしても、いちユーザとしてPOSERを楽しむ感覚を理解するには至らなかったトコがあるんですよ。
元々、自分が創作した著作物で飯を食っている人間なので、
自分の制作する作品の中に他人の著作物が混じる事に物凄く抵抗を感じたんですね。
一種の職業病みたいなものかも知れませんがw


emo8889 Xeno: 凄いSLに似てる感じはしますが、違うんですか?


Keitee Jie: 他人の作った素材を購入して、

アバターをデコレーションするというマーケットの形はそっくりなのですが、
その用途が「CG画像を制作るため」ではなく「自分の分身の身なりを整えるため」であったり、
日々のインワールドでの生活に使用するため…と云う部分で、なんとなくSLの方がしっくり来たんですね。
抵抗無く、楽しめそうな気がしたんです。

おかげで、Renderocityへの出店計画は頓挫してしまってますけどw


emo8889 Xeno: なるほど、では最初はどんな活動を?


Keitee Jie: 最初の一週間は、検索してマネーツリーを回ったり、
放置キャンプで小銭を稼いだりしてました。
最初は自分の容姿を整える。即ち、自分のキャラを作る所から入ろうと思った訳ですが
昨年から「老武士KT爺」と云うキャラを作ってブログを書いていたこともあって、
渋い老人アバターを作りたかったんですね。


emo8889 Xeno: めちゃくちゃ渋いですよね。


Keitee Jie: 美女や美男のスキンはたくさんあったのですが、老人系のスキンは、
日本産のネタ系のものしか見かけなかったんで、
海外に行けばあったのかもしれませんが、検索しても出てこないし、あったとしても買うお金もない。
元より本当に気に入るものは自作するしかないと思っていたので、

探す気もあまりなかったってのはありますがw


で、アップロード代が貯まったところで、自分用のスキンを作ってアップしたんですね。
それが、最初の商品でもある、OLD MAN AVATAR セット。 通称、ジジイ皮ですw




emo8889 Xeno: たくましい精神から作られたんですねw


Keitee Jie: 最初は、どの程度飽きずに続けられるかも分からなかったし、
詐欺オブジェクトやアカウントハックの話を耳にしていたんで、
クレジットカードを登録して リアルマネーを投入しようと云う気は全くなかったんです。

それならもう、リアルマネーは一切投入しない事を自分のルールにして、
この世界でどれだけサクセスできるか…みたいなシミュレーションゲームとして楽しんでみようと。
シミュレーションゲーム、大好きなんですよw 


戦略を考えたり、数値データと睨めっこしながら それを分析して次の手を考えたりって作業が。
特に箱庭育成的なものは、わくわくし過ぎて震えが来るくらい好きで… う~ブルブルw


emo8889 Xeno: 確かにSLはある意味シミュレーションですもんね。


Keitee Jie: SIMの中に街があって、その一画に自分の店があって、
それを自分の好きなようにプロデュースして育てていける。
お店の外観も自分の好きなように変更できて、お客さんとのコミュニケーションはNPCではなくリアルな人間。

Keitee Jie: 育成、プロデュースの為にやれることも、予め用意されたコマンドではなく、限りなく自由。
そういう角度でSLを捉えると、こんな贅沢な仕様の育てゲーはちょっと無いですよね。
そういう捉え方をしてから、急激に楽しくなってきました。


emo8889 Xeno: なるほどw
で、どうやってシミュレートしていったんですか?


Keitee Jie: リアルマネーは投入できない訳ですから、まずは貧乏シミュレーションです。w
検索で日本人向けのサンドボックスを探して行き着いたのが、
[BEC]という初心者サポートグループが運営しているサンドボックスだったんですね。
しばらくはそこで色々教えて貰いながら、ジジイの皮と中剃りかつら(丁髷)を完成させました。


で、無料で商品を置かせてもらえる場所を探して販売開始することからスタートした訳です。

スキンとかつら、髭のセットをパッケージングして販売開始したのが、7/20くらいだったはずです。
その後、スカルプテッドプリムの検証で「菅笠」と、プリム弄りの練習に眼鏡なんかも作ってみたりして、
老武士用のアイテムを中心に商品を作ってました。




そして7月分の集計をしてみると、10日間で4400L$くらいの売り上げになってました。
とりあえず、極貧のCAMP状態からは開放されて、

テクスチャのアップロード程度は気にせずできる身分になった訳ですw


emo8889 Xeno: 凄いペースで売れたんですね!


Keitee Jie: 7月の商品の売れ行きを眺めながら宣伝広報活動を考えてたんですけど、
自分のブログはCGモデリング講座のページで、読者層がSLユーザとはちょっと離れていたんですね。
そこでソラマメで宣伝用の別ブログを立ち上げることにしました。



http://ktg.slmame.com/


で、ソラマメで人気のあるブログの傾向を自分なりに観察してみた訳なんですけども。。。
ランキングの上位に来ているブログは、更新頻度が高い日記か、
役立つ情報を載せたリファレンス的なブログなんですね。
一日に何回も更新していくような時間もパワーも自分には無いことは最初から分かってました。
それを課してしまっては、苦になるなと。w


emo8889 Xeno: ブログって何気に体力いりますからねw


Keitee Jie: で、取りあえず自分がここまでやってきた経緯をネタにすれば、しばらく記事は書けるので、
ネタが豊富で、更新頻度を維持できるウチに、

なるべくたくさんの人に見てもらって覚えてもらわなきゃならない。

更新頻度が高ければ、ソコソコのアクセス数が稼げてしまうのがソラマメの凄いところなんですが、
その内容が面白くもない、役にも立たないただの個人日記だと、
日記をアップした時間に、たまたまトップページを見ていた人のアクセスしか期待できないんですね。


完全に更新頻度頼りのアクセス数になってしまう。

そこで、他のブログとの差別化を図るために「ジジイの奮戦記」的な脚色たっぷりな読み物にして、
数日間連載してみる事にしたんです。


「赤字を出してリアルマネーを投入したら、ゲームオーバー」

emo8889 Xeno: 結果はどうでした?


Keitee Jie: で、宣伝効果は凄かったんですよ。
その記事の連載中に、幕末SIMのオフィサーさんが見て下さって、
「幕末にお店を出しませんか」とお誘い頂いたんです。

幕末SIMのトラフィックには前々から感心していて、ここに商品の設置スペースを借りられないかなあ…と
物色していたこともありましたので、即決で土地を借りてしまいました。

土地を借りると当然維持費がかかりますから、自分の趣味だけじゃない売れ線の商品を作って
収入を安定させる必要が出てきますよね。


僕の場合、赤字を出してリアルマネーを投入したら、ゲームオーバーですから。w

で、一番需要の高そうな、妙齢の女性向けスキン開発に移行した訳です。


emo8889 Xeno: では改めてその白翁堂のご紹介をお願いします。



http://slurl.com/secondlife/Nagasaki%20BAKUMATSU/153/122/22


Keitee Jie: え~、現在の主力製品は、女性向けスキンの「秋穂」と、老人スキンの「翁」です。
しばらくはスキンを中心に取り扱っていきますが、作ってみたいものは他にも色々ありますので
そのうち、よろずやになるんじゃないかなw


まだメイクなどのバリエーションが無い事がネックの「秋穂」スキンではありますが、
スキンとしてのクオリティだけは海外の高級スキンにも負けない自身があります。



もちろんメイクバリエーションの無料配布も計画してますので、是非一度DEMOをお試し下さい。


現在はリアルの仕事が忙しいので、商品開発の頻度はとてもスローなのですが、
ゆっくり楽しみながら続けて行きたいと思ってます。 よろしくお付き合いください~。


emo8889 Xeno: 今後の活動予定はありますでしょうか?


Keitee Jie: メインの商品開発以外は、まだあまり考えていません。
あと店舗の改装も、やりたいのにず~っと手が付けられずに放置している部分です。
商品の展開としては、現在売り出している「秋穂」スキンは、女性スキン4部作の第一作なんですね。
とりあえずは、その4部作を完結させるのが最優先かな。


あと、ユーザグループを作って、ユーザさんへの告知や自動アップデートの

システムを作っていけたらなあと思ってます。
そのへんが一段落したら、また趣味に戻って老人スキンのアップデートや、
新作、和風時代物アイテムの制作なんかをやるかもしれません。
いずれも、リアルの仕事を一段落させないことには…なんとも亀の歩み状態ではあるのですが。;;


emo8889 Xeno: ちなみにリアル仕事というのは?


Keitee Jie: 元々は漫画家だったんですよ。
既に本業とは呼べなくなってますけど。w
途中から、CGの方に仕事がシフトしまして、現在では、フリーのCG屋さん。 かなあ。



http://www.kutsugi.com/ http://ktg.sblo.jp/

emo8889 Xeno: じゃあプロのスキルを生かしてるんですね!


Keitee Jie: もちろん、リアルのスキルは生かせますけど、
SLの場合はCGをやってるが故に、かえってイライラすることも多いですね。きっと。
プリムを弄る…というのが、どうにもまどろっこしくて苦手です。
ちょっとしたフォルムの調整なんかは、直接頂点をいじりたくなって、イライラしてしまいますねー。


emo8889 Xeno: あとブログで拝見したのですが上野樹里さんのスキンを製作されてますよね。




Keitee Jie: それは、SL内で知り合った方からのご紹介でした。
リアルの仕事がまだ終わってなくてパツパツだったんですけど、
面白そうだったので、いろいろ条件付けて、無理矢理ねじこんでやらせてもらいました。


条件とはスケジュールも凄くタイトだったので、服で隠れる部分は、基本的に手をかけずに
顔だけに注力します。とか、そういった条件です。
それでもいいなら、お受けしますよと。
あとそのとき開発中だった、「秋穂」スキンの部分流用ですね。


emo8889 Xeno: 製作過程で苦労した事はありますか?


Keitee Jie: 苦労は…やはりクライアントさんの要望と、SL内で可能なこと、

不可能なこととのすり合わせの部分かな。
まず、女優さんなので、SL内でも可愛いというのは外せない、その上で、本人に似ている事。
そのバランスを取るのはやはりタイヘンでした。
写真を貼っただけ…みたいな、生生しいものになってはダメなので、
写真を見ながら、手描きでバランスを取っていきました。


あと実は、私自身、あまり上野さんの出演作品を見てないこともあって
イメージを自分なりに固めるのが難儀でしたね。w
写真によって、それぞれ全然顔が違うので。。。さすが女優さんです。w


emo8889 Xeno: では改めてSLに感じている魅力を教えてください。


Keitee Jie: SLのどこが楽しいのかって部分は、本当に人それぞれですよね。
他の人が楽しそうにやってることに、凄い温度差を感じる事もありますしねー。
基本的に人が集まるトコは好きなので、緑の点が集まってるとこにはつい顔を出したくはなるんですよ。


でも、人と会話をしたいのが大前提なので、あまりに騒がしいとこには行かないですね。
クラブに行って、延々ダンスしてるだけで楽しいって人も結構いますよね。
人がたくさん集まると、兎に角ダンス大会になってしまうような雰囲気。
実は私、あの楽しさはさっぱり理解できないんですよ。


emo8889 Xeno: といいますと?


Keitee Jie: 仕事でCGアニメーションの制作とプレビューを嫌になるほどやってるせいかも知れませんが、
ダンスのアニメーションを再生して眺めるのが、なんでそんなに楽しいのか解らないんですねw


あ、もちろんそういう楽しみ方を否定してる訳では無くて、
もう、ホントに楽しそうに「楽しい~~~!!」とか叫びながら踊ってる人見ると、
なんか自分が凄く損してる気がするんですよね。 やっぱ、歳のせいかのうw

あ、SLの魅力は?って話しでしたっけw


emo8889 Xeno: はい、そうですw


Keitee Jie: やはり従来のチャットや掲示板と同じように、
オンラインでのコミュニケーションツールとして楽しむ人が殆どだと思うのですが、
自分にとっては、おそらくそれはSLの楽しさの核心ではなくて、
さっきもお話したとおり、シミュレーションゲーム的な楽しみ方の方が大きいかもしれません。
そういった、人によって多角的な楽しみ方ができるって事がSLの魅力なんじゃないかな。
リンデンラボが、意図してそういうシステムを構築したのかどうかは、疑わしいカンジもしますけどねw


あと、凄く大事なこと。
自分にとって重要なことですけど…ゲーム内でお金が稼げる事!
魅力…と云うか、続けて行くための言い訳みたいなものかなw


emo8889 Xeno: 言い訳って?


Keitee Jie: もともとゲームは大好きなんですが、ゲームに限らず、仕事でも個人制作でも
兎に角、熱中してしまうと尋常じゃ無い時間の使い方をしてしまうんですよ。
良く言えば「物凄い集中力」。 悪く言えば「自己管理ができない」状態になるんですね。w


「寝る間を惜しんで」って良く言いますけど、
文字通り「惜しくて惜しくてたまらない」人ってあまり居ないでしょう?
良く考えるとヘンじゃないですか。w 「眠りたい」ってのも人間の基本的な欲求ですしね。
でも、おそらく自分はそのヘンな人の一人じゃないかと思います。;;


emo8889 Xeno: あんまり寝ないんですか!?


Keitee Jie: ヤングジャンプで漫画を連載していた頃も、アシスタントに
「先生が寝てる姿を見たことがない」と云われるほど寝ない人だったんですよ。
3日間徹夜して、3~6時間寝て、また3日間徹夜して…って生活を、数年間続けてました。
当時は当然苦しかったんですけど、今になって思えばあれはやっぱり「漫画を描く」ことに
熱中していたからこそ、出来た事だったと思うんですよね。


まあ、要約すると「ぼく、ニート。」って事なんですけども。w
これがお金の絡まない個人制作であっても、ゲームであっても、
やっぱり同じような熱中の仕方をしてしまうんですね。
MMOのやり過ぎで死んでしまった人のニュースなんか聞くじゃないすか。
私も、一歩間違えばああなってもおかしくない人ですw


emo8889 Xeno: 凄いエネルギー!!!


Keitee Jie: そのせいで他のゲームやMMOなどをやっていても、どこかで
「俺はこんな事をやっていていいのか??」という思いが常にあって
それがピークに達したときに、クライアントをアンインストールして引退するって云う、極端な
辞め方をしなければならない事が何度もありましてw


自分の本分である筈の創作活動をうっちゃって遊んでしまってるんですから、
「続けていてはいけない理由」はいくらでもあるんですけど、

その逆なんてそうそう無いわけですよw


emo8889 Xeno: つまり続ける理由がお金を稼げるという事なんですね。


Keitee Jie: しかしSLでは、小額ながらリアルマネーを稼げますし、
何かしら創作してそれを他人に提供するって事が出来ますよね。
凄く個人的な感想だとは思うんですが…生活の糧を稼ぐと云う義務感と、
何かを創作し続けると云う、自分自信の存在意義を維持する行為の
両方を満たしてくれるMMOって、他にないんじゃないかなあ…と。w

SLで遊んでいる時間が、「まったくの無駄」では無い事が、私にとっては凄く重要な要素ですね。


「モチベーションの源をできるだけ沢山発見することが、SLを楽しむコツ」

emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Keitee Jie: え~、私がシミュレーションゲーム的な楽しみ方をしている…とは云っても、
それはホントに捉え方の違いであって、やっている事は他のベンダーさんと変わらないんですね。
つまり、捉え方の違いで同じ行為であっても何倍にも楽しめたりすると思うんですよ。


私はゲームが好きなので、ゲームとして捉えて遊んでいる訳ですが、
無論それだけでは無くて、コミュニケーションツールとしても、創作活動の場としても同様に楽しんでいます。
そういったモチベーションの源をできるだけ沢山発見することが、SLを楽しむコツかな…と思います。


創作活動と云う部分では、SL界では私はまだまだひよっ子の後発組ですが、
クオリティだけは古参の方に負けない商品を提供したい。と云う気概は持って創っています。
プロなんだから、あたりまえ。 …と云われれば、まあそうなんですけどもw


モチベーションの源は、ユーザさんに喜んでもらったり、びっくりしてもらったり、
褒めてもらえたりすると嬉しい…と云う、皆さんと変わらない単純な動機です。


まあ、何が云いたいのかと云うと…
インワールドで会っても、あんまし構えずに…、気軽に仲良くしてやってください…と。
そんなところです。^^ よろしく~。


emo8889 Xeno: ありがとうございました!!
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Keiteeさんの商品を拝見すると本当に驚きのクオリティで
プロならではのコダワリとディティールが随所に見られ、私が過去に見た作品の中でも
相当にレベルの高い方だと関心しました。


それもそのはず、Keiteeさんは3DCGキャラクターの「テライユキ」を作った方で、
他にも関連作品をみると「うおー!」って思うような事が一杯です。
まったく凄い人がSLに遊びにきたなーとビックリ&関心する取材でもありました。


是非みなさんもSLの白翁堂を始めKeiteeさんの色んな作品をチェックしてみてください。
SLの表現の可能性をもっともっと感じる事が出来るはずです!