産婦人科医の91%が緊急避妊薬OTC化に現状反対??
この設問はOTC化に「賛成(条件付き賛成を含む)」の回答者が検討にあたって必要と思われる取り組みや要件を答える設問ですよ??
「無条件で賛成」を選んだ人以外を「現状のままでは反対」と言い換えて91%反対と結論づけた??
厚労省に提出された産婦人科医会の資料、大丈夫か??



10月4日、厚労省の緊急避妊薬スイッチOTC化に関する検討会に、私たち緊急避妊薬を薬局でプロジェクトは要望者として出席することになりました。
多くの方々の声によりようやく漕ぎ着けた4年ぶりの議論再開!資料作成など夜な夜な準備して、真剣に取り組み、無事に厚労省に提出しました。

そして本日厚労省サイトで資料が公開されたのですが、、
産婦人科医会の提出資料を見て唖然としました。

改めて、社会的信頼を失っていく様を見させていただき、、震えてます。。。(泣きそう)

10/4 は、65団体にご賛同いただいた要望書提出からの記者会見からの検討会です!
検討会はYouTube配信されますのでぜひ多くの方にご覧いただければ幸いです。

▼産婦人科医対象アンケート調査原文
(ネット検索で出ました)

▼産婦人科医会の提出資料

▼#緊急避妊薬を薬局で プロジェクトの提出資料

▼10/4 厚労省検討会について
1ヶ月前の記事ですが...読売テレビ「かんさい情報ネットten」に取材いただきました。


【特集】女性を守る最後の砦“緊急避妊薬” 薬局での販売は認められるのか―

一体いつになれば、日本の産婦人科団体は、緊急避妊薬へのアクセスを女性の権利として推進するのでしょうか?

以下、記事より
***********
「避妊ということを学ばずに義務教育を卒業するこの状況の中で、国の性交同意年齢が13歳なわけなんです。十分な性教育も行われていない中で、これが薬局処方となると13歳の子たちが自己責任を問われていいのかというところは大きな懸念があります」

日本産婦人科医会では、今後の検討会に向けて、現場で処方を行っている産婦人科医を対象に、処方の背景を含めた現状に関する調査を行い、課題を洗い出し意見集約をするということです。
***********

リプロダクティブライツをふみにじる産婦人科医ほど悲しいものはない、、、
そして、性暴力の二次被害につながりうる発言には本当に注意しなければならないと感じました。

・意図しない妊娠のリスクを抱える全ての女性と女の子には、緊急避妊へアクセスする権利があります。(WHO)

・産婦人科医の役割と倫理的義務は、性と生殖に関するヘルスケアが科学的根拠に基づき、権利の枠組みで提供されているかを確認することです。(FIGO)

・緊急避妊薬は重要なバックアップであり、性暴力の際には特に有用です。(WHO)

今年度、緊急避妊薬のスイッチOTC化の議論が再開されます。ぜひ多くの方に関心をもっていただければと思います。
自由大学さんに取材いただきました!
https://freedom-univ.com/blog/enmisakiko/

\フリユニピープル/
58期を迎える、長寿講義「自分の本をつくる方法」第二期卒業生インタビューは、産婦人科医の遠見才希子さん。
学生時代から中高生に向けた性教育を行い、その活動をまとめた本『ひとりじゃない』を受講後に出版されました。今後、5冊出版予定です。

大学5年のとき自由大学の深井次郎さんの「自分の本をつくる方法」を受講し、大学6年のときに「ひとりじゃない」を出版しました📘✨

あれから10年、空前の性教育本ブーム到来!?
出版を通しての様々な出会いに感謝です☺️
ぜひごらんください!