デビュー10周年ツアー中の嵐。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中89曲まで書き終わりました!
#87 夢でいいから
翔くんソロ!!いや~なんて誠実な声だろう…と思います。私はすごく好きですね。初期はやっぱり若さも手伝って、それに見合った勢いのあるラップが多かったのですが、こういう落ち着いた、語りかけるような曲も歌うようになってきました。
『One』発売時、御年23歳ですか…年齢の割にはなんて大人っぽいんだろう。
「one way(=片想い)」でもせめて夢の中では想いあっていたい。
自分の中の妄想なんて普段人には言ったりしない部分だから、どうしてもこの手の歌詞はクサくなってしまったりするイメージが強い。
それに比べると、なんかこう…ファンタジーですよね。でもファンタジーにどっぷり浸かってるわけではなく、妙に現実味があったりする。2番のBメロとか特に…だって、夢ですら空回ってるんですから(笑)
描かれていることが、もう「恋」じゃなくて「愛」なんですね。
だから大して焦りもなくて、すごく落ち着いて聴こえます。
#88 Yes? No?
『All the BEST!!』の初回限定盤にも選ばれた曲。ジャンルは…エレクトロ、ハウスといった感じでしょうか。サイケ?私にそのジャンルが分からないのでそうだと言い切れないのですが(笑)R&BやHip-Hopが頭角を現してきた最近のミュージックシーンにはなかなか出てこない、だけど決して古くさくない躍動感のあるサウンドです。
ラスサビの前のブリッジなんかは、5人が斜めに並んで、右上を指差しているようなイメージがすぐに浮かんできます。
人はいつもYes/Noを選んで生きている気がします。はっきりと選べないことも「選べないよ」というふうに「選んでいる」のだとすればなおさら、毎日たくさんのYes/Noに直面して、選んでいることになります。
自分に自信がなかったり、不安を覚えたり、選べない自分に腹が立ったり…そういうことが人生にはいくつもあるんじゃないかと思いますが、そんな時にこの曲は必ず背中を押してくれます。
選ぶということは、きっと…信じること。
目に見えたもの、聞こえてきたもの、香ってきたもの、肌に触れた感触、舌ざわり・味、得体は知れないけど確実に感じる第六感、感じたものから引き出された記憶、紡ぎだされた考え…
何かしらの判断材料を抱えて、信じるかどうかなんですよね。
そういうYes/Noを積み重ねた結果ってすぐには生まれなくて、未来とすれ違うときに「リフレクション(反映)」として初めて自分に返ってくる。それがサビ部分ですよね。ということは…選ばなきゃ一向に始まらないんだ!というメッセージは心に響きます。
「やれないの?やんないの?信じてYour Dream」やれます!やります!
#89 風見鶏
初めて聞いた時、私は「トトロだ!」と直感で思いました。あれはどのシーンだろう?「風の通り道」という、神秘的な曲なんですが。。。まっくろくろすけがナナッ!って飛んで行ったシーンかなぁ?
あのーなんでしょうね?音階が日本的で独特なんですよ。不思議な時間が流れているというか…。田園風景が容易に浮かべられる。
ちょっと好奇心でトトロの音階と比べてみたところ、どちらも「ヨナ抜き長音階」であることが判明!
…はい、マニアックEminaの登場です。ごく少数のマニアックな方々のためにお届けします(笑)
ヨナとは、ドレミファソラシドの音階の四番目と七番目のこと。それを抜いた5音をメインに演奏しているのが「ヨナ抜き長音階」です。雅楽とかで使われるみたいですね。高校時代の音楽の授業がここでやっと役に立ちましたよ(笑)
この曲では、キーがGなのでラ・シ・ド♯・レ・ミ・ファ♯・ソ♯・ラのうちレとソ♯の使用頻度が極端に少ないんです。
これを知った途端、もう一曲気になる曲が。。。いいですか?逸れても。
それは…『season』。とはいえサビだけなんですけど、これもヨナ抜きです。
音階に少しこだわるだけで、日本の田園風景や日本独自の光景が浮かび上がるなんて、すごいですよね。
きっと、この主人公は今は都会に住んでいるんだけど、田舎に戻ってきていろんな思い出に触れたり、成長をかみ締めたり。田舎って、昔の思い出がいっぱい詰まってるから、おのぼりさんにとっては今の自分をはかるものさしなのかもしれない。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中89曲まで書き終わりました!
#87 夢でいいから
曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
夢でいいから | - | 栗原晋太郎・大神正慶 | 小田原弘 | 安部潤 | S | ◎ | × |
翔くんソロ!!いや~なんて誠実な声だろう…と思います。私はすごく好きですね。初期はやっぱり若さも手伝って、それに見合った勢いのあるラップが多かったのですが、こういう落ち着いた、語りかけるような曲も歌うようになってきました。
『One』発売時、御年23歳ですか…年齢の割にはなんて大人っぽいんだろう。
「one way(=片想い)」でもせめて夢の中では想いあっていたい。
自分の中の妄想なんて普段人には言ったりしない部分だから、どうしてもこの手の歌詞はクサくなってしまったりするイメージが強い。
それに比べると、なんかこう…ファンタジーですよね。でもファンタジーにどっぷり浸かってるわけではなく、妙に現実味があったりする。2番のBメロとか特に…だって、夢ですら空回ってるんですから(笑)
描かれていることが、もう「恋」じゃなくて「愛」なんですね。
だから大して焦りもなくて、すごく落ち着いて聴こえます。
#88 Yes? No?
曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
Yes? No? | 櫻井翔 | masa-ya | Shusui Stefan Engblom Axel Bellinder | AMNOS | ◎ | × |
『All the BEST!!』の初回限定盤にも選ばれた曲。ジャンルは…エレクトロ、ハウスといった感じでしょうか。サイケ?私にそのジャンルが分からないのでそうだと言い切れないのですが(笑)R&BやHip-Hopが頭角を現してきた最近のミュージックシーンにはなかなか出てこない、だけど決して古くさくない躍動感のあるサウンドです。
ラスサビの前のブリッジなんかは、5人が斜めに並んで、右上を指差しているようなイメージがすぐに浮かんできます。
人はいつもYes/Noを選んで生きている気がします。はっきりと選べないことも「選べないよ」というふうに「選んでいる」のだとすればなおさら、毎日たくさんのYes/Noに直面して、選んでいることになります。
自分に自信がなかったり、不安を覚えたり、選べない自分に腹が立ったり…そういうことが人生にはいくつもあるんじゃないかと思いますが、そんな時にこの曲は必ず背中を押してくれます。
選ぶということは、きっと…信じること。
目に見えたもの、聞こえてきたもの、香ってきたもの、肌に触れた感触、舌ざわり・味、得体は知れないけど確実に感じる第六感、感じたものから引き出された記憶、紡ぎだされた考え…
何かしらの判断材料を抱えて、信じるかどうかなんですよね。
そういうYes/Noを積み重ねた結果ってすぐには生まれなくて、未来とすれ違うときに「リフレクション(反映)」として初めて自分に返ってくる。それがサビ部分ですよね。ということは…選ばなきゃ一向に始まらないんだ!というメッセージは心に響きます。
「やれないの?やんないの?信じてYour Dream」やれます!やります!
#89 風見鶏
曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
風見鶏 | - | 依田和夫 | 岩田雅之 | - | × | × |
初めて聞いた時、私は「トトロだ!」と直感で思いました。あれはどのシーンだろう?「風の通り道」という、神秘的な曲なんですが。。。まっくろくろすけがナナッ!って飛んで行ったシーンかなぁ?
あのーなんでしょうね?音階が日本的で独特なんですよ。不思議な時間が流れているというか…。田園風景が容易に浮かべられる。
ちょっと好奇心でトトロの音階と比べてみたところ、どちらも「ヨナ抜き長音階」であることが判明!
…はい、マニアックEminaの登場です。ごく少数のマニアックな方々のためにお届けします(笑)
ヨナとは、ドレミファソラシドの音階の四番目と七番目のこと。それを抜いた5音をメインに演奏しているのが「ヨナ抜き長音階」です。雅楽とかで使われるみたいですね。高校時代の音楽の授業がここでやっと役に立ちましたよ(笑)
この曲では、キーがGなのでラ・シ・ド♯・レ・ミ・ファ♯・ソ♯・ラのうちレとソ♯の使用頻度が極端に少ないんです。
これを知った途端、もう一曲気になる曲が。。。いいですか?逸れても。
それは…『season』。とはいえサビだけなんですけど、これもヨナ抜きです。
音階に少しこだわるだけで、日本の田園風景や日本独自の光景が浮かび上がるなんて、すごいですよね。
きっと、この主人公は今は都会に住んでいるんだけど、田舎に戻ってきていろんな思い出に触れたり、成長をかみ締めたり。田舎って、昔の思い出がいっぱい詰まってるから、おのぼりさんにとっては今の自分をはかるものさしなのかもしれない。