脳は、あなたを幸せにするために動いていない
最近読んでおもしろかった本ストレス脳ストレス脳(新潮新書)Amazon(アマゾン)1,045円ストレス脳 (新潮新書) [ アンデシュ・ハンセン ]楽天市場1,100円人は「幸せ」を重要する。しかし、脳は「あなたを幸せにする」ために動いていない。何のために、動くのか?ズバリ、「生存のため」生存確率を高めることに脳は全力投球する人類24時間説によると23:40まで、人類は狩猟採集での生活をしている。なので、我々の脳は「狩猟採集生活」において生存確率を高めることをすると、幸せ脳内物質をドバッと放出し快の感情を起こす。生存確率が下がることをすると、危険アラームとして不快な感情をもたらす。感情が発生する仕組みは、脳にある。感情等に最も影響のある3点・運動、特に有酸素運動(狩猟の確率を上げるから)・腸内環境(免疫が下がると生存確率が下がる)・孤独(集団生活が生存確率を上げる)脳科学者や精神科医がこぞって運動、特に有酸素運動を勧めまくるのは脳の健康にとって、つまり肉体存在のあなたにとって最大の効果を発揮するからだ。私にとって盲点だったのは、腸内環境でした。人類の歴史で、ほんの100年前まで2人に1人が、感染症で成人するまでに亡くなっていた。腸内環境が悪化すると、免疫が下がるので感染リスクが高まる。脳にとっては、腸内環境は生存に直結するので、ものすごく大事なのだ。腸内環境が悪化すると危険アラームを発動して全力で不快な感情にする。感情を不快にさせて、外に出たくなくなるようにして、生存確率を守る。腸内環境が悪化↓感染確率を下げるため感情を不快にさせて、引きこもらせるという仕組み。簡単なまとめ感情の快、不快の仕組み狩猟採集生活が基準生存確率が下がると危険アラームとして不安な感情を起こす生存確率が高まることをするとご褒美的に快の感情を起こす仕組みはシンプルこのストレス脳は、世界中で出版されています。感情が発生する仕組みが理解できると自分の感情を「あ、いま生存確率が下がったので、危険アラームを発生して不快になっているのか!」と客観視できるようになり、感情に巻き込まれなくなった、という感想がたくさん届いているそう。鬱に悩んでいた方々からも、「この本を読んで救われた」という感謝の声が寄せられている。ムダに悩まない秘訣として仕組みを知るのは大事ですね仕組み=これが抽象度が高いということです!ストレス脳(新潮新書)Amazon(アマゾン)1,045円ストレス脳 (新潮新書) [ アンデシュ・ハンセン ]楽天市場1,100円