フィギュアスケートの世界選手権第5日は29日、モスクワで女子のショートプログラム(SP)が行われ、約1年ぶりの大会となるバンクーバー冬季五輪女王のキム・ヨナ(韓国)が、2連続3回転ジャンプこそ跳べなかったもののブランクをものともせず65・91点をマークし、首位に立った。
4年ぶりの優勝を狙う全日本選手権女王の安藤美姫は25番目に登場し、大きなミスのない滑りで65・58点をマークし2位。
2連覇が懸かる浅田真央はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足になるなど、ミスで得点を伸ばせず、58・66点で7位。16歳で初出場の村上佳菜子は、ジャンプの着地が乱れるなど細かなミスがあり、54・86点に終わった。