6月本会議一般質問 質問と答弁の要旨 夏の生活スタイルについて | 原のりゆきのブログ

6月本会議一般質問 質問と答弁の要旨 夏の生活スタイルについて

6月本会議一般質問において今回、私は
・かわさきFMについて
・市内消防団器具置場について
・自転車保険加入促進策について
・児童相談所全国共通ダイヤル「189」について
・夏の生活スタイルについて
を質問いたしました

今回は「夏の生活スタイルについて」の質問と答弁の要旨をご紹介します。

質問:政府は20万人程度の国家公務員を対象に、フレックスタイム制を来年4月から導入する方針で検討を進めている。安部首相の施政方針演説において、昼が長い夏は、朝早くから働き、夕方からは家族や友人との時間を楽しむ、夏の生活スタイルを変革する新たな国民運動「夏の生活スタイル変革」ゆう活を展開するとの方針が示された。国会公務員はこれを率先して実践し、7月及び8月に「朝方勤務」の推進に取組むとのこと。そのなか、本年3月に総務省より、各都道府県知事、指定都市市長へ「夏の生活スタイル変革」朝型勤務についてという通知が出されている。市が率先して取組むべきと考える。本市は市民に身近な行政サービスの提供を担っており、窓口業務など市民に接する部署が多いなどの地域の事情もあるが、職員の「朝型勤務」について、各々の事務事業に支障が生じないよう留意し、実情に即しできるところから取組を進めるべきと考える。「夏の生活スタイル変革」に向けて、一歩踏み出すべきではないかと思うがそれについての見解を伺う。また市役所、区役所の職員の中には時間外勤務が恒常的になっている方もいるようである。働き方改革の必要性について市職員の現状をどのように捉えているか、そしてどのように改革していくべきだと考えなのか併せて市長に伺う。

市長:朝型勤務への対応については、地方公共団体、基礎自治体である本市では窓口職場など直接市民と接する部署が多いなど、課題があるものと認識している。市民へのメリットの観点から、職務の実情に応じて検討する必要があると考える。時間外勤務を縮減し、ワークライフバランスを実現するためには、職員一人一人の働き方の工夫・改善を進めるとともに、組織の執行状況の実態や業務バランス等を見極め、実態に即した執行体制を確保していくことが重要と考える。

最後に、職員の方々にも様々な家族構成があると思う。子育て中や親の介護中の方。こうした方々に対して行政や企業がイクボス(注)といった講習を受けていると聞く。行政では宮城、岡山、広島など12の県知事がイクボス宣言をした。北九州市は市長と管理職の全員がイクボス宣言をした。職場での働きやすい環境作りがより成果を生み出すので、是非とも夏の生活スタイル変革を始め、フレックスタイムの有効活用を図っていただきたいと思う、と要望いたしました。

注)イクボス:次の3つの条件を満たした上司のこと。(1)部下の私生活とキャリアを応援(2)自らもワークバランスを満喫(3)業績や組織目標を達成。
ここでいう、部下の私生活とは、子育て、介護、地域活動、勉強、趣味などさまざまです。