6月本会議一般質問 質問と答弁の要旨 市内消防団器具置場について | 原のりゆきのブログ

6月本会議一般質問 質問と答弁の要旨 市内消防団器具置場について

6月本会議一般質問において今回、私は
・かわさきFMについて
・市内消防団器具置場について
・自転車保険加入促進策について
・児童相談所全国共通ダイヤル「189」について
・夏の生活スタイルについて
を質問いたしました

今回は「市内消防団器具置場について」の質問と答弁の要旨をご紹介します。

質問:平成25年12月に成立した「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」に基づき、消防団の装備品、資機材等の増強が図られているところではある。消防団の活動拠点となる消防団器具置場の充実強化について、市内にある器具置場の数、使用地の状況(借地・公有地)について伺う。

答弁:市内にある消防団器具置場は54カ所あり、土地の状況は、公有地が36カ所、私有地が18カ所。公有地について、31カ所が消防局用地、3カ所が建設緑政局用地、2カ所が教育委員会用地。

質問:現在までの器具置場の改築状況は?

答弁:老朽化したものから順次改築を行っているが、東日本大震災を受け、昭和56年6月以前の旧耐震基準で設計された建物を調査した結果、2カ所の耐震強度不足が判明したことから、平成26年度に多摩消防団生田分団東生田班、平成27年度に高津消防団橘分団新作班について、改築工事を行った。平成28年度は、私有地から公有地への移転工事を1カ所予定し、今年度、基本実施設計を予定している。

質問:活動拠点としての器具置場の今後の整備について

答弁:建築経過年数に伴う劣化状況、消防団車両の出場に容易な立地、恒久的利用に向けた既存公有地の活用、資機材の収納スペースや会議室などの機能性の向上などを踏まえた改修、改築、移転の評価を行い、関係局の調整を図りながら、順次整備を進めていく。また、女性消防団の受入れに対応した更衣室、トイレの整備などにも取り組んで行きたいと思う。

要望として:拠点となる消防団の器具置場の強化は、地域防災力の充実につながるものであり、特に、老朽化等、移転・改築・改修を必要とする施設の整備を速やかに行っていただきと思う。中原区の分団からも器具置場の移設の要望もある。土地がなく、また民有地を借りているところが18カ所あり、いつ出てってくれと言われるかもしれない。例えば、公園の敷地を分筆市器具置場を作るといった手法や、市立小中学校の敷地の一部を借りる方法やその他低未利用地の活用等取り入れられている。公有地調整は総合企画局、公園は建設緑政局、学校は教育委員会となるので、老朽化した消防団器具置場に対しては、横断的な取組をお願いしたい。