キーワード
・国内 「貧困」
国税庁の発表の数字をだしながら、もはや貧困に陥っていることを話す。
「マルクス」 読み直されるべきものだ。
マルクスを読んで、資本主義はこれからどれだけの地獄絵を描いていくのか、更に資本主義をベースにした国家間は戦争を起こしかねない、そのからくりを知っておかなければならない。
「私のマルクス」
柄谷さんの評価:
通常この種の青春期は、思想や理論や運動の話は脇においておいて、その中で葛藤した恋愛や、親との軋轢、それらが文学だと言われていたが、それを逆転したねといわれた。
中村先生からは、女性が出てこないと指摘された。
女性を入れて、その女性に話をさせると、その人物が勝手に動き出す、作品として、自分の伝えたいことが伝わらなくなると思った。
キリスト教の話を書きたかった。
キリスト教に徹底的に反発するーというコミットメント、あるいは、いかに良きキリスト教徒であろうかというコミットメント、キリスト教に距離をおきながら、日本的な冷静、神道的な自然観、そういうものを追求していくあり方。
超越性について考える、青春時代の歩み。
その中で見えてきたものは、その後、国際政治で経験の際の原型となった。
当事者にとって真剣な対立であるが、第三者にとって全く意味がないこと、これはウチゲバの論理。
こういった事は、外務省、自民党の派閥抗争と同じで、こういった原型を体験したことに意味がある。
この本のもとになった本は2つ。
・ニコライ・ベルジャエフ 「わが生涯、思想的自叙伝の試み」
・ヨセフ・ルクル・フロマートカ 「なぜ私は生きているのか」
これを下敷きにして私自身を書いてみようと思った。
Hさんについて
アメリカが偽ドルを造り、無実の北朝鮮になすりつけている、という妄想をしている。
反論する必要すらない。入り口において、OUTだ。アメリカのCIAを知っていれば、そういった間の抜けた話をかけない。CIAは官僚的な組織だ。そんな事が発覚すれば、現場は懲役50年くらい、長官はクビ、大統領さえも辞めなければならない。組織には歩留まりがあって、こういったことはしない。
この著書の元になっているドイツの記者は、意図があってしている。
騒ぎ立てて、その本のPRをする事はしない。
質問:
・大学院で教える予定はないのですか?
教えます。 但し、先生ではなく、研究員として教える。 学校教育員法8条、刑が確定すると教員を辞めなければならない。早稲田で行う。 拓殖大学も続けて行う。日本精神論をする。1935年、新潮から出版した日本精神講座、これを使ってきちんと教えたい。
・今後の出版の予定は?東郷さん、実用書を作っている。
北朝鮮の専門家、鈴木琢磨氏との対談
マルクス、共産党宣言を訳しなおしている。
村上正邦さんと大和魂について
ブルブリスの物語
橋本さん、小渕さんの話
・岡本アソシエイツの岡本行夫さんについて(反省では余りよく書かれていませんでしたが)
去年知り合った中で、一番大切な人。「反省」を読んで連絡をくれたけれど断って、会わなかった。 人を介して会った。何故ああいったことになったのか、色々話した。 コマチキョウジ 1987年の8月 ソ連の新聞の社説に
特別な論文「これは妻が2-3回しか履いたことがあるブーツだといって、 女性のところに足繁く通って ブーツを渡したことがあるだろう、情報活動は進んでいるかコマチさん?」 これだけで、クビものだ。 こういう人物だが、このコマチがある時、鈴木さんに1席設けてくれと言ってきた。外務省で出すということではなく、鈴木さんに言って料亭とれということだ。
「田中真紀子はとんでもない奴だ。 鈴木さんに頼むしかない。9.11の直後で、田中には重要なことを教えられない、なんとか先生のお力で、外務省を支えてください。田中を叩き潰してほしい。」と佐藤さんの前で言い、
更に、佐藤さんと2人きりになったところで、
「鈴木さんと連絡をとって、外務省のために、くれぐれもよろしく頼む」といった口で、
岡本さんのところに行き、
「外務省の総意として佐藤を追い出したい。鈴木と佐藤を切り離そうとするが、誰も怖くてできない。そこでなんとか岡本さんに」
岡本さんは、小泉総理から、外務省をなんとかしてくれと言われていたので、そんなひとい話があるんだったらという事で鈴木さんのところに行った。それであの事件がおきた。
背後で動いていたのは、コマチだった。
岡本さんも騙されてしまった。
福田外交について、産経新聞に岡本さんと対談がでる。
岡本さん、国際的な文法がわかる。
岡本さんや朝日新聞の船橋さんが外務大臣になるといいかも。只現在の外務大臣も経験があっていいが、外務省にきちんと仕事をさせるのが肝要だ。
安倍さんについて
他の政治家より少し好きだ。 6年前の騒動の時、安倍さんだけが鈴木さん、佐藤さんの叩きをしなかった。懇談メモを見たときに、「佐藤君は本当に一所懸命やっていたのにこういったことに巻き込まれて残念だ。彼があういう目に合うことはないのだ」と書かれていた。 新聞記者は悪い話を聞きに言ったにも関わらず自分達を擁護するコメントを出していたので、今も安倍さんを好きだ。 逆境になったからといって安倍政権が目指したものを全否定するのは、おかしい。真剣に行き過ぎた新自由主義を直そうとした。日本の伝統に根ずいて。
福田政権は、本当にいい人によって固められている。
・根室沖で漁師が打たれた事件で、日本政府は毅然とした態度を取れなかったがどう思いますか?
ふざけていると思う。秋葉原で戦闘服を買って、高下駄を履いて、日の丸を持って、日の丸も1本だけでなく、前にZ機後ろに手のついて日の丸、それで外務省に行って陳情したら良い。
真面目な話で何かおかしいと思ったら、外務省に電話する。意見を言って大臣に伝えてくれと。その時相手の名前を聞くのです。 翌日また電話して、「大臣はなんと言っていたか」こういうことは300人くらいすれば、外務省は機能しなくなる。 これは請願は処理しなければならないから、大変だと思ってきちんと仕事をする。役人は、不快、快の基準で仕事をする。
電話をすると、苦情処理係に回る。彼らは早く電話を手放したい、早くその人たちを楽にするために「ロシア課に回せ」 官職氏名を聞くことと、「大臣に伝えてくれ、返答が欲しい」が重要です。
・年末にアメリカ発でイランの核武装は3年前に止めていたというニュースがありました。これについてどう思われますが。
この報道は基本的に信憑性がないと思っている。 アフマデジャール政権になってから、イランが核保有を断念するという功利的理由がないからです。裏付けるイランからの発信もない。宗教指導者のハメニイが核保有を数度言っています。 インテリジェンスの世界では公開情報インテリジェンス各国の最高指導者は嘘をつかないという約束があります。イランの最高指導者はハメニイです。ハメニイが核保有を辞めたという話がない以上、ヨタッた話である。 イランによる情報操作でしょう。
えっつい拝