「三月革命~どうして彼女は被災地にもどったのか~」
日 時/2013年3月9日(土)16時開演
10日(日)12時・15時開演 (三回公演各回30分前開場)
場 所/神奈川県横浜市ヨコハマ創造都市センター(YCC) 地図はコチラ
主 催/
劇団仙台ローズ後 援/
かながわ11 2011年4月5日、「がんばれ外食!座談会キャラバン@横浜」(主催フードリンク)で
誕生した神奈川県内の外食経営者11名からなる組織です。
東北のために神奈川県の外食ができる活動をしようということで発足。
現在は、発起人の11名に限らず、どんどん広がっています。
料 金/前売2,000円 当日2,300円
■STORY
コンビニエンスストアのアルバイト三島典子は、今日もオタク三昧の生活を送っていた。
しかし前触れもなく彼女を襲った大地震により、彼女の生活は一変してしまう。
ケーブルTV“エマTV”のディレクターの澁澤一子と、カメラマンの森ひろしとアシスタントの金田幸子。
そして謎のアイドル一ノ瀬さくらの騒動に巻き込まれながらも「自分がナニをするべきか」を知るのであった。
どうして彼女は被災地にもどることとなったのか?
■ABOUT
本作品は、仙台の作家が主催する「エマTV」での取材体験や、「六魂祭」のプロデューサーなどの体験をもとに書き下ろした作品です。
初演時はフルサイズの2時間近くものミュージカルでしたが、大道具や音響・照明などを最小限におさえ、各地での上演を想定してつくりあげたのが本作です。
特に物語部分の中に、被災者の手記集「南三陸町からの手紙」の朗読を入れるなど、現実と虚構を交差させ、「かつてあったけれども、これから起こりうる問題」として投げかけています。
本作は、「被災者」というレッテルを貼られた人間と周囲を取り巻く状況を、その両側面で描くことによって「あの時の本音」に迫っていますが、決してマスコミ等への批判に留まらず「人間の強さ」について語ることを主眼としています。
■SENDAILOWS
2007年、映像・演劇・音楽が融合した独自のスタイル“平成ロックオペラ”「天国と地獄」を旗揚げ上演。
仙台では小劇場が多い中、バンドやダンサーなどの役者以外の者を役者に仕立てて数多くの舞台を上演した。
旗揚げ公演の成功をもとに、6ヶ月後に「天国と地獄the operetta」という、同じ登場人物でありながらもまるで違う作品を制作。
また同年「那須短篇映画祭グランプリ」や他県での公演、一年間を通したロングラン上演など様々な形態での舞台活動を行なう。
2011年3月14日に三度「天国と地獄re-mix」を上演予定するものの、その3日前に東日本大震災で上演中止。
主催である渡邊八房が復興支援団体を設立し活動を開始したため、事実上の解散状態となった。
しかし「演劇活動を通じて自分たちの想いを伝えたい」という団員の想いにより、三谷青子が主催となり
「劇団仙台ローズ」として復活。2012年2月に、東日本大震災をテーマにしたミュージカル「三月革命」を上演した。
その後も2012年11月に他の劇団とのコラボレーションし「京都狂乱」を上演。
それらの実績を認められ、2013年2月と3月「三月革命」の再演を行なうこととなった。
■ゲスト
有希乃路央(ゆきのじお)/美空ひばりさんと昭和歌謡を愛する16歳の歌姫。
※彼女からコメントを戴いておりますので、後日掲載させていただきます。