今さらな自動車購入記w

本当にすみません。

結局は3月1日に発売したセレナe-powerを買っちゃいました。

決め手となったのは、やはりブルーレイがそのまま見られる事、eペダルと呼ばれるワンペダル運転とプロパイロットの性能です。

前回の記事で縦の制御うんぬんと書きましたが、これは単純に、モーターかエンジンかに依るものでした。回転数によってパワーバンドが存在するエンジンの制御より、トルクがフラットなモーターの方がCPU 制御が簡単。ただそれだけだった様 w
それならば、横制御に優れたセレナに軍配が上がると言うわけです。

低速制御するACCをつけるならシリーズハイブリットかEVの2択ですね(*´・ω・`)b


New茶セレナ号と旧オレンジセレナ号

足で開け閉めする気はないのでハイウェイスターにはしなかった。

今までありがとうオレンジセレナ(TT)

そして、値引き交渉にお付き合い頂いた、
それぞれのディーラー担当者様方に、ありがとうございました(^.^)(-.-)(__)

そして、数々のハイテク装備ですが正直少しずつクセはあります。でも、それを理解して使うのが超楽しい♪
で、楽!運転がスゴい楽!

旧セレナに比較すると高くつきましたが、この快適性はそれだけの価値はあったと満足してます。

さて、自転車のネタも書いていかねば(汗)

前回に引き続き、我が家の車購入記第2弾。
今回はステップワゴンスパーダに試乗した感想です。

2:ステップワゴンスパーダハイブリッド
 スパーダの内装は黒基調。当初かみさんは気に入らない様子でしたが何度か実物を見せてなれてくると、スッキリしていてこれはこれで良いかも?なんて言っていました。
さて、
走行性能です。
単純にワンクラス上の車に乗っている。そう感じます。重厚感のあるしっとりとした挙動と、それをストレスなく加速させる動力性能。単純に3リッタークラスのLクラスミニバンに乗っていると錯覚します。
かといって、曲がるときなどは鈍重という感じはなく、スッっと曲がっていきます。相変わらずHONDAは走りが良い。素直にそう感じました。

スパーダハイブリッドでも、高速走行をさせていただきました。スパーダハイブリッドにはACC(アクティブクルーズコントロール)、LKAS(レーンキープアシストシステム)が装備されていて、これを同時に働かせれば、自動運転レベル2相当になります。

インターに向かう途中でACCを試してみると、プロパイロットに比べるとかなり早い段階から、減速制御緩やかに働き始め、先行車に追従して停車しました。

絵馬「…す、すげぇ。」

これです!自分の運転感覚とそれほど違和感のない制御。こうでなくては安心して任せられませんよ♪

さて、伊勢崎ICから北関に乗り太田方面へ。
特に大きなカーブは有りませんが、緩やかに曲がっている箇所が幾つか有ります。
LKASが活性化する速度域(60km以上になったので)効かせてみます。
絵馬「……?」
あまり反応が有りません。すると、徐々にセンターからずれていき、ある程度まで行くと、クイッ、クイッっと操舵されました。
絵馬「( ̄□ ̄;)!!こ、これは……雑!」
そう。スパーダハイブリッドのLKASは横の制御が少し雑。多分後ろから見てると、僅かにフラフラしているように見えるんじゃないかな?という感じ。

なぜ!?
セレナのプロパイロットは横は素晴らしくて、縦が雑。
スパーダは縦が素晴らしくて、横が雑。
推測ですが、レーンキープ機能は完全に画像解析の技術なので、全ての制御を画像解析で実施できるセレナの方が技術が進んでいるのかもしれません。

ここで、セレナとスパーダのレベル2について整理すると、
セレナは
・横制御が上手く、縦が雑。
・設定は速度に関係なく設定可能。
・停車後、再スタート時に再設定する必要はなく、先行車発車後にボタンを押すか、アクセルを踏むと再開。
・ハンドル制御は自動車専用道か高速道路であるとセレナが認識したら使える(画像から判断しているらしい)。

スパーダは
・縦制御が上手く、横が雑。
・設定はACCが車速30kph以上、LKASが車速60kph以上にならないと設定出来ない。
・ハイブリッド車については、停車まで制御可能。再スタートもセレナと同じ。しかし、(ブレーキを踏むなどで)解除された場合、再度設定するには30kphに車速が乗ってからになります。またダウンサイジングターボモデルでは、30kphを下回った時点でACCが切れるそうです。
・ハンドル制御は60kph以上じゃないと使えない。

これから想像するに、
使い勝手的にはセレナは高速では任せられるが、下道では一人で乗っているときは良いが(良いか?)、家族を乗せたときは使えない。加減速が雑なので(^o^;)
スパーダは下道のうち幹線道路巡航であればACCが使えそう。ただし、減速が頻発する街乗りでは、再設定が面倒になるし、ガソリンモデルではそもそも停車まで行かないので面倒。高速道路ではACCは問題ないが、ハンドルを任せるのは微妙で、あくまで保険的な役割。

なにこれ?
どっちもどっちじゃないかw

因みに、ターボモデルのスパーダものって見ました。ハイブリッドモデルより軽い車という印象でした。ハンドルが軽く、路面からの震動もハイブリッドに比べると拾う。そして、エンジン音も当然大きいです。
加速性能は20Gと比較して、可もなく不可もなくという感じ。悪い意味ではなくて、セレナのガソリンは我慢が出来なく出足でしたが、スパーダのターボモデルは不満を感じない出足でした。

大体の見積り額としては
一位:スパーダハイブリッド 43O万
二位:スパーダターボ    390万
三位:セレナ        410万
という感じでした。ここから値引きということになりますが、
感触として、ハイブリッドの値引きは厳しく、ガソリンモデル特にスパーダは大きく引いてくれそうな感触でした。双方の根引きを考慮するとその差額は現時点で65万……ビミョー。ランニングコストで取り返せるかどうかの分解点ぎりぎりです。

この時点で翌週にセレナe-powerの試乗が可能になるとの情報。すべてはセレナe-powerに試乗してから。

ということで、次回はe-powerの試乗記です。
最近、自転車ネタが少なくてすいません。
フトアゴネタを期待されている稀有な方には更にすみません。

今回は、この三月に買い換えることにした我が家のマイカー購入記になります。

さて、
現在の我が家の愛車は、実に12年を共にした日産セレナ。グレードは20Gです。

このセレナ、12年前にフルモデルチェン後、1ヶ月もたたないうちに購入。まだハイウェイスターも出ていなかった当時、付けられる装備の殆どを全部乗っけた為、たいした不満もなく気づけば12年も乗っていましたw
走行距離も11万キロを越え、流石に色々とガタが出始めたので、次の車検(7月)を乗り越えるコストを考えると……買い換えよう。となったのでした。

さて、ここで、我が家のマイカーに求める仕様を整理してみると。

①年に数回、実家の親を乗せることがあるためため
 7名以上の定員数
②かみさんの要望によりボディサイズはMクラス以下
③自動運転レベル2相当を装備していること
④後部座席でブルーレイが楽しめること

と、なりました。
基本はキープコンセプトですね。
そこに、最近、私が高速道路の運転が面倒になってきたことによる③と、家の録画環境がBlu-ray化されたための④が追加された感じです。

さて、
①、②を満足するのは、日産セレナ、HONDAステップワゴン、TOYOTAノア・ヴォクシー、三菱デリカなどになりますが、
③を満足するのは、セレナとステップワゴンだけ
④を純正環境で満足できるのはセレナだけになります。

ただ、④については、ポーダブルブルーレイプレーヤーを接続することも可なので、どうにかなると考えると、候補はセレナとステップワゴンに絞られることになります。

次に問題になるのはグレードです。
両車にはそれぞれ、ハイブリッドの設定があります。
セレナについては、e-powerというシリーズハイブリッド方式で、ドライブフィールはEVに近いことが予想されます。
(どうせなら、バッテリー容量をもう少し増やして、給電口もつけてPHEVとかREEVにしてほしかった)

当然、ガソリンモデルよりハイブリッドモデルの方が高額となります。
はじめは、どちらかに決め打ちしないで、双方見積もりをとって、トータルで検討を進めることにしました。
セレナe-powerの試乗できるタイミングを待ったこともあり、時期は3月頭と決算最終期。ガソリンモデルの値引き額によってはかなりの金額差がつくことが考えられるからです。
当初、今回購入する車の使用期間を5年に設定していました。これは、子供たちの手がかからなくなり、ミニバンの必要性が無くなってくる時期がそのくらいにやって来ると予想したからです。
 ・試用期間:5年
 ・ガソリン単価:150円
 ・年間走行距離:9000キロ
 ・ガソリンモデル実質燃費:10km/L
 ・ハイブリッド実質燃費:20km/L
で試算すると、燃料費による差は67.5万円になります。つまり、ガソリンモデルの方が70万以上安い場合、ガソリンモデルの方が、トータルで安くなる可能性が高くなります。それならガソリンモデルも十分有り。となります。

そこで、まだ発表されていないセレナe-powerを除いた三車種に試乗してみました。


1:セレナ(ガソリンモデル)
 試乗した感じですが……重い!
 これは、かみさんも同意見。今のっている20Gと比べると、出だしが2回り位遅い。
ディーラー曰く、燃費対策でガソリンの消費が多くなる出だしに燃料を押さえる制御をかけているのではないか?ということでした。
えぇ~……そこはecoモードとか選べるようにしてほしかった。とてもこの出足になれる気がしない……。

噂のプロパイロットについても、
高速と一般道の両方で試してみました。
まず、高速道路ですが、ハンドルに細かく修正舵が入り、車線をキープしてくれます。これにはビックリです。そして、クルーズコントロールですが、これも割り込み車両にもきっちり反応して減速が掛かります。
しかし、基本的な制御方針は、結構しっかりした減速をかけて先行車との車間距離が開くようになったら、追いかける形で速度を合わせていく制御をしてきます。
……う~ん、上手とは言えない……?かなぁ。スムーズな状態であれば、快適この上なく、素晴らしい機能です。
一般道では、基本ハンドルアシストは使えません。自動車専用道や二桁国道などではハンドルアシスト機能が活性化するようなシチュエーションも有りました。その時はきっちり車線をトレースしてくれました。
しかし、やはり問題は縦の制御。正直なところ、減速が荒い。加速も荒いです。加速は自分でアクセル操作するより加速がよい感じ。これでは、息子は酔ってしまう危険性があります。まだ道半ばの機能なのかな?というのが正直な印象でした。個人的には何故ミリ波レーダーを積まなかったのか、画像解析だけにしても、複眼にした方が距離感はつかみやすいはず……その辺の影響があるのでは?
試みとしては面白く、使いこなせれば、手だけで運転が出来るのかな?でも、ブレーキが荒い場面が有るのが気になるんだよなぁ……。うーん……
その他、内装や装備については、かみさん共々良いと思っていて、敢えて難点を上げるなら、3列目をはねあげておくと、2列目をリクライニングさせるときに途中で引っ掛かる(20Gも同じなので)。と言うことと、ガラスハッチは荷物を持ち上げなければならないから結果としてあまり使わないのでは?という事が気にかかる程度でした。



長くなったので、ステップワゴンの試乗記は、また次回です。