お盆休みに、豊橋に行ってきました。お昼ごはんに、創業文政年間、江戸時代より約200年に渡り、吉田宿(現 愛知県豊橋市)で、"菜めし田楽"ひと筋、昔と変らぬ味を守りつづけている「きく宗」に行ってきました。お店も、古い建物で、情緒があって良い。何といっても、こんがりと焼いた「自家製豆腐に秘伝の味噌をぬった田楽」と、細かくきざんだ大根の葉を混ぜ合わせた「菜めし」。美味しかった。「湯葉」も、ワサビをちょっとつけて、いただきました。
吉田の宿は東海道の34番目の宿場です。
吉田は街道筋でも、なかなかのにぎわいを見せていた宿場で、東海道きっての遊郭や旅籠が軒を連ね「吉田通れば 2階から招く しかも鹿子の振袖で」と歌われた程で、夜ともなれば紅灯の下に旅の無聊をもてあました客たちの群れが絶えることがなかったといわれています。
旧東海道に面し街道を上り下りする旅人の姿が想像すると、楽しくなっちゃう。ぜひ一度行ってみてください。おすすめです。
菜飯田楽「きく宗」
営業時間 午前11時より午後3時 午後16時より半午後8時
定休日 毎週水曜日
電話 0532-52-5473
http://www3.ocn.ne.jp/~kikusou/
(by会長)