続・加工肉を食べると大腸がんに・・・? | 胃全摘からの出発

    みなさんご存じだと思いますが


    先日のWHOの加工肉を食べると・・・の報道に


    国立がんセンターが見解をだしましたね。以下のとおりです。重要なところを抜粋しました。


    2.日本人における赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて


    2013年の国民健康・栄養調査によると本人の赤肉・加工肉の摂取量は一日あたり63g(うち、赤肉は50g、加工肉は13g)で、世界的に見て最も摂取量の低い国の一つです。


    当センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループでは、国内の45-74歳の男女約8万人を対象に赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて追跡調査を行ったコホート研究の結果を、2011年に発表しています。

    同研究は、赤肉・加工肉の摂取量に応じて低い方から高い方に5グループに分けてその後の大腸がんの発生リスクとの関連を検討した研究で、


    女性では毎日赤肉を80g**(調理前の重量。調理後は20%程度重量が減少する)以上食べるグループで結腸がんのリスクが高く、それ以下の摂取量ではリスク上昇はみられていません。


    男性では鶏肉も含む肉全体では摂取量の最も高い第5グループでリスク上昇がみられましたが、赤肉では特に関連はみられていません。


    また、加工肉については男女ともに関連はみられていません。


    大腸がんの発生に関して、日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか、あっても、小さいと言えます。


    だそうです。よかった。