今回は僕が尊敬するギタリストであり、偉大なアーティストである
Jason Becker(ジェイソン・ベッカー)を紹介したいと思います。
上の写真は若かれしころのJason、下が現在のJasonです。
下の写真では車椅子の座り、気管支切開され、
この写真では分かりませんが、胃痩チューブも挿入されています。
一体彼に何が…。。。
彼は、20歳のそれもギタリストとして大成功が約束されていたときに
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に侵されてしまったのです。
*ALSとは、重篤な筋肉の萎縮、筋力低下をきたす進行性の神経変性疾患で、現在も原因不明の難病。
そんな彼の栄光から闘病、現在に至るまでを紹介します。
■幼少期~ALS発症まで
父がギタリスト、母が音楽教師という環境下であったというこもあり、
幼少期からギターに触れ、音楽の英才教育を受ける。
両親は、彼のギターを弾く姿をみて、将来絶対プロのギタリストになると確信していたとか!
17歳の時に、あのYngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)や
Paul Gilbert(ポール・ギルバート)など、シュレッド系ギタリスト発掘で有名(笑)
なシュラプネルレコーズの社長、マイクヴァーニーにデモテープを送り、
それを聴いたマイクは「10年に一度でるかの逸材!」と、彼の才能に惚れ込む。
そしてそれにより運命の出会いが…( ´艸`)
そう!今や茶の間でお馴染みの、てか、もうタレント化してる
Martin Friedman(マーティ・フリードマン)との出会いです。
マイクは、アメリカの「Guitar Player」誌の自らのコラム
“Spotlight Column”で彼を紹介したところ大きな反響があったため
2人を引き合わせ、Cacophony(カコフォニー)を結成させる。
1987年、「Speed Metal Symphony」で鮮烈なデビュー。
当時彼は17歳。
17歳とは思えない超越したテクニックは圧巻です!
てか、彼と同じ高校生のときにこれを聞いたけど、当時全く理解不能で
即行でお蔵入りとなりました(汗)
最近ようやく分かるようになってきたけど…。
まぁ興味ある人は聞いてみて!なんなら貸すよ(笑)
じゃあ、そん時の映像集いってみよう↓
どう??まじすごくね???
これを見る限り、普段から常にギターを弾いていたんだと思う。
たぶん食事してるときも左手はフィンガリング
右手でフォーク!?みたいな感じだったんかな(汗)
高校生でっせこれで( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
翌年には初のソロアルバムPerpetual Burnを発表
当時、早弾きブームで皆同じような音楽だったんだけど
彼は対位法など用い他のギタリストとは一線を画してます
その曲がこちら↓1:15~最高です
どうすかっ!!美しいでしょ??
そう!彼はギタリストとしても素晴らしいけど、
作曲家としても素晴らしい才能を発揮してます。
そんな彼に転機が訪れます。
Cacophonyは1988年に2ndアルバム「Go Off!」
を発表し、その後バンドは解散
相方のMartinはMegadeth(メガデス)に加入し
「RUST IN PEACE」を発表!
*是非聞いてみて!!最高です☆
(ここからMegadethは黄金期を迎えるわけです!)
そして、彼の去就が気になるところですが、
なんと、元Van Halen(ヴァン・ヘイレン)の
David Lee Roth(デイヴィット・リー・ロス)バンド加入の話がくる。
*David Lee Rothバンドといえば、Steve Vai(スティーヴ・ヴァイ)、
Billy Sheehan(ビリー・シーン)をひっさげた、
超技巧派テクニカルバンドとして当時有名。
あのSteve Vaiの後任ということもあり期待、
そしてギタリストとしての成功が約束されたようなものだった。
しかし、ギタリストとして華々しいキャリアの幕開け
というまさにその時、衝撃的な出来事が彼の身に起こる…。
1989年の終わり頃、彼が20歳の時である。
ってなわけで、ALS発症~現在まではその2で!!